５．５ ページ37
私たちはまだ、花畑にいる
なんでブラックは、私をここに連れてきたんだろう
ブ「花、好きだろう？」
『そのためだけに？』
ブ「お前のためだ」
軽くときめきましたよ、ブラックさん
ブラックは、私の手を引っ張り、花畑に寝転がった
唐突の事に驚きながら、横に寝転がる彼を見る
『かっこいいよ』
ブ「急に言うな、馬鹿もの」
少し顔を赤くしながら、ブラックは私のおでこにデコピンをくらわせた
痛い！意外と痛い！
両手でおでこを押さえつつ唸る私を見て、ブラックは笑う
私は仕返しじゃー！と言いながら、ブラックのおでこにデコピンをしてやった
でも、爪が伸びてたみたいで、彼をひっかく形になってしまった
あああこれ普通に痛いわ
取りあえず、ブラックに謝ろう
ごめん！と言おうとした瞬間、彼は私の腕を掴んだ
『痛い痛い！』
そして、私の指をまじまじと見つめる
何してんのって目で見つめていると、ブラックは私に質問をしてきた
ブ「なぜ、爪が伸びているんだ？」
『え？そりゃあ、生きてるし』
ブ「そうじゃない。なぜ、不老不死であるはずのお前が、変化しているのかと聞いているんだ！」
ああ、なるほど
実は私、元不老不死なわけっすよ
不老不死ってのは、文字通り、死なないし老けない
つまり、普通の人のような変化が起きないんだ
だから、髪や爪とか、普通なら伸びるけど、私の場合は違ったのね
というか、コイツ私が元不老不死ってことも知ってるのかよ、まじか
ブラックに新たな疑問を覚えながらも、彼の質問に答えた
『ドラゴンボールって知ってる？』
ブ「願いを叶える玉の事だろう？」
『そうそう。私はね、悟空と結婚する時、ドラゴンボールにお願いして、普通の人間に戻ったの』
ブ「・・・ならばなぜ、その時に、不老不死をやめたのだ」
『悟空と同じ時間を生きたかったから、かな。悟空はいずれ死んじゃうけど、私は生き残っちゃうじゃん？それはあまりにも辛いしさ。まぁ、簡単に言っちゃえば、彼のいない世界なんて興味ないんだよ。彼がいるから、守りたいし、生きたいと思う訳ね』
言い終わった後、私、結構恥ずかしい事言ってない？と思い始める
そうだ、賢者タイムに入ろう
心を無にしようとしていると、彼は私の腕を掴んでいた手を放し、空を見る
ブラックはその体制のままで、話しかけてきた
ブ「やはり、お前にとって孫悟空という存在は大きいのだな」
『うん、何よりも大きいよ』
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雪華 - ブラックも悟空も大好きだし読んでてとても楽しいです！ (2018年6月3日 20時) (
レス) id: 6840fd91f1 (このIDを非表示/違反報告)
カナりあ - ちょくちょく銀魂ネタもぶっこんでくださるので和みます笑めっちゃハマりました！今後も頑張ってください^^ (2017年8月6日 22時) (レス) id: 44f98fc9c4 (このIDを非表示/違反報告)
ぐーちゃん(プロフ) - ゆうみんさん» ありがとうございます！そうなんですよ、やばいのですよｗ次回もぜひ、読んでやってください！ (2017年3月18日 2時) (レス) id: d4b65d3b1f (このIDを非表示/違反報告)
ぐーちゃん(プロフ) - あかつきさん» ありがとうございます！嬉しすぎて泣きそうになりました！今後も、よろしくお願いします！ (2017年3月18日 2時) (レス) id: d4b65d3b1f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - ええザーマスと彼女ちゃんて知りあいなのもしかして好きなのヤバイね次回楽しみです (2017年2月22日 15時) (レス) id: ebf61ebbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐーちゃん | 作成日時：2017年1月21日 0時
