有子の髙木先輩恋人奮闘記 (ページ2)

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出会い2 ページ2

入学式を終えた私たち４人は涼介と侑李の行きつけのカフェでお昼を食べることに。その時校門に人だかりを発見した

有｢なんだろうね〜あの人だかり｣

裕｢面白そうだから行ってみようよ〜｣

侑｢面倒だから私行かない｣

涼｢侑李が行かないなら俺も行かなーい｣

ということで私と裕翔だけ行くことに。
ところが私は人だかりに押され転んでしまった。でも裕翔もそれに気づかず私は困っていた
その時人だかりがなくなり誰かが助けてくれた

？｢ごめんね〜君大丈夫？…って有子！？｣

(あれ？この心地よい低音ボイス…慧兄や薮ちゃん、ひかとは違う…)
まさかと思い、俯いていた顔を上げた
そこにいたのは、私に手を伸ばししゃがんでいた髙木先輩だった。

有｢たたたたっ髙木先輩!?ななななんでこんなところに！｣

雄｢おいおい有子大丈夫かよ。いやそれはこっちのセリフだよ笑てかお前膝擦りむいてんぞ｣

有｢わ、私は大丈夫なので…なんか人だかりがあったから気になって、そっそしたら髙木先輩がいたんで｣

雄｢そっかーそれじゃ有子がケガしたのは俺のせいかもな｣

有｢え？｣

雄｢まあとにかく、膝消毒しないとだから保健室行くぞ…ほい｣

そう言って先輩は私をおんぶするよう私の前にしゃがんだ。

有｢先輩、私大丈夫ですよ？歩けますから｣

雄｢まあまあそう言うなって有子がこうなったのは俺の責任でもあるんだから｣

と言われそして私は髙木先輩の背中に乗った
そのあとすぐに裕翔の｢有子ー大丈夫？｣という声が聞こえた気がしたが私は胸がドキドキして返事どころではなかった
(私がドキドキしてること気づかれてないよね？)