孝子さん ページ6
「うちは弟」
「マジか、うちは妹」
「同い年になるのか？」
「多分ね」
「そういや、母さんが帰りに寄れって云ってたぞ」
「お、じゃあお母さんに連絡しとこ」
「スマホ出すな」
「いまは休け」
バシン、と音が鳴った。
◇◆◇◆◇◆
「でねえ、先生に教科書で叩かれたの！」
「あら、大丈夫だった？」
「悪いのお前だろ」
「聞いて文也のお母さん、文也が優しくないよー」
「女の子には優しくしなさい」
優しく微笑むのは、文也の母、旧姓上野孝子さん。
「そーいえば、文也のパパママの馴れ染め聞きたい」
シオンが云うと、孝子さんは首を軽く傾けた。
「シオンちゃん、ご両親の過去とかは､､､､､､､」
「あ、マフィアのやつとか全部知ってるから大丈夫！ポートマフィア大好き」
頭可笑しい。
「そう、なら善いかしら。私と中也さんは恋愛結婚なのよ」
「えっ、すご。お見合いかと思ってた」
「よくある話、うちの両親がポートマフィアと同盟を組むと同時に、私を人質として、マフィアに売った。そこで出逢ったの」
「親はマフィアを裏切ったりしなかった？」
「裏切る前に、病気で亡くなったわ。其処で同盟は断たれたのだけど、お腹に文也が居たから中也さんの元に行ったの」
「ほへー」
「あと、スミレさんとは同い年よ」
「31とか32？」
「ええ、同じマフィア内に居ても会う事は無かったけど」
「広いなー、マフィアって」
「"広いなー、世間って"みたいなニュアンスで云うな」
「あ、そろそろ帰らなきゃ」
「シオンちゃん、また来てね」
「はーい」
◇◆◇◆◇◆
スミレは夕食を作り乍、シオンと話していた。
「孝子さんか、居たね」
「どんな人だったかとか聞いてた？」
「凄く綺麗な人が、中原幹部と恋仲だって」
「ほーん」
「何の話してるんだい」
「ぎゃ、親馬鹿ヤンデレ」
「泣くよ？」
パクリというほどのパクリかは分かんないけど、お知らせ→←二人目
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ran(プロフ) - 今回もサイコーでした！！ (3月9日 8時) (
レス) @page17 id: cc8a597751 (このIDを非表示/違反報告)
落蕾 - hinaさん» ありがとうございます！作りましょうかね､､､､､､ (3月8日 14時) (レス) id: 32354343cf (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 私も雑談部屋入りたいです😆 (3月5日 0時) (レス) @page16 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
落蕾 - 陽奈さん» いつも暖かいコメントありがとうございます！！記念すべき一人目です！ (3月4日 23時) (レス) id: 32354343cf (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - こんな私でも良ければ、雑談部屋に入りたいです、！ (3月4日 11時) (レス) @page16 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
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