海に行きたい(6) ページ11
貴方side
男達が逃げていった後四郎に手を引かれて人の居ない洞窟に着いた
近くに大きな流木があり、その上に四郎と並んで腰をかける
最初は少し離れてたのに腕を引っ張られてピッタリくっ付く状態になってしまった
怖かった
四郎が来てきくれて本当に良かった
四郎に借りたパーカーのフードを深く被り体を抱え込む
思い出しただけで寒気がする
天｢何でそんな体制なんですか？」
｢四郎の匂いは落ち着く…安心するから」
天｢でも結局ただのパーカなんですよ？」
｢それでも無いよりマシ」
天｢こっちの方がいいと思いますよ」
((ギュッ
｢………やっぱり、四郎が一番いい」
天｢それは良かった。落ち着きましたか？」
｢うん…」
天｢それじゃあ、戻りましょう。セミラミスにギルくん達を任せ切りになっていますから」
そう言って四郎は立ち上がった
……もう少しここに居たい
((ｷﾞｭｯ
そう思うやいなや四郎の着ているパーカーの端を掴んだ
天｢A？どうしました？何処か怪我でも？」
｢………たい」
天｢え？」
｢…………もう少し……ここに居たい…」
天｢分かりました。セミラミス達には私から伝えておくので……｢違う…」…？」
｢四郎と一緒にいたい…///」
天｢……っ…………………///」
何故か四郎は顔を覆いながらその場にしゃがみ込んだ
｢四郎？」
天｢それ、わざとやってますか？」
｢どれ？」
天｢ほんとに…///((ｷﾞｭｯｩｩｩｩｳ」
四郎が思いっ切り抱き締めてきた
｢は、え…………？…///」
天｢私以外にあの様な事は言わないで下さいね」
｢…うん？」
よく分からんけど…ま、大丈夫か
天｢戻りますよ」
｢うん」
そう言われて立ち上がると手を差し出された
｢え？」
天｢もう少しここに居たいという願いは聞けませんでしたがコレで我慢して下さい」
そう言って僕の手を握った
少し照れながらも2人で手を繋いで戻る
｢………助けてくれ…ありがとう……」
天｢いえ、私は貴方のサーヴァントですから」
結局今日はこの騒動で一日が過ぎた
戻ったらセミラミスに怪我などを心配されたが大丈夫だといえば安心した表情に戻った
にしても、今考えるとナンパのセリフ、That's な感じだったなw
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蒼夜 - 萌葱さん» ね？初めてこんなことなっててびびったよ笑 (2021年1月22日 18時) (
レス) id: 55d074366b (このIDを非表示/違反報告)
萌葱(プロフ) - 蒼夜さん» そんな事初めて聞いたよ笑笑 居なかったから心配だったけど元気そうで良かったぁあ！ (2021年1月18日 23時) (レス) id: 5f1eddd7ba (このIDを非表示/違反報告)
蒼夜(プロフ) - 開いたらなーんかアカウント消えてた笑すげぇっしょ？ (2021年1月18日 20時) (レス) id: 55d074366b (このIDを非表示/違反報告)
萌葱(プロフ) - 蒼夜さん» アカウントぶっ壊れる？！凄いね…！笑 (2021年1月18日 7時) (レス) id: 5f1eddd7ba (このIDを非表示/違反報告)
蒼夜(プロフ) - アカウントぶっ壊れてたんで新しく作って更新しに来ましたァァァァァ！ (2021年1月17日 21時) (レス) id: 55d074366b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零 x他1人 | 作成日時：2020年7月29日 7時
