炎のような師範 ~その壱~ (ページ7)

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機能回復訓練ページ7

あの柱合会議のあとにしのぶさんに呼び出された。

しのぶ「これから軽く機能回復訓練というものをやっていただきます。これから任務があるのでここからはカナヲたちに任せます」

『機能回復訓練……？』

しのぶ「大丈夫ですよ、Aさんは基礎体力が充分ありますから!!」

そして気づくと消えていた。

機能回復訓練？何するんだろう……
そう思ってると、カナヲとアオイ、そして3人の女の子がやってきた。
最初にアオイが口を開いた。

アオイ「こんにちは、A。しのぶ様から聞いてるかしら？これから機能回復訓練を開始します。……っとその前にこの子達を紹介しなくちゃ。」

すると3人の女の子がひょこっと出てきて可愛らしい声で自己紹介した。

「なほです!」「すみです!」「きよです!」

なんと可愛らしい。思わずこちらも自己紹介してしまった。

『ありがとう。私はAA。よろしくね。なほちゃん、すみちゃん、きよちゃん。』

微笑みかけると3人は頬を赤く染めていた。可愛すぎかよォｯｯもおｯｯ!!!!

アオイがこほんと咳払いをし、話し始めた。

「では説明します。まずは寝たきりになって体を3人にほぐしてもらいます。次に反射訓練。薬湯の入った湯のみでお互いに掛け合います。詳しいことは後で言いますね。最後に全身訓練。端的に言えば鬼ごっこです。私とカナヲがお相手します。」

思わず苦笑いしてしまった。これは炭治郎達もしんどいわ…。

『大変そうだね……』

アオイは笑顔で答えた。

アオイ「大丈夫、Aは基礎体力が充分あるとしのぶ様から聞いてるから!!やってみましょう!!」

やってみた。

『ｲﾃﾃﾃﾃｯｯ……痛い痛い痛い……』

ほぐされないってこれ。痛いよ。いや本当に。完全になめてました。

アオイ「次は反射訓練!!」

ちょっと面白いかも。私はアオイに勝つことが出来た。だが……
ｺﾄﾝｯ(頭に湯呑みを置く音)

『わぁあ……カナヲ速いよｫｵ……』

カナヲはいつも通りにこにこしている。
そして口を開いた。

「Aは初日でもかなり私についていけてるから師範の言う通り…基礎体力は充分あると思う…炭治郎達よりできてるよ…。あともう少し……頑張ろうね。」

カナヲから褒めてもらった!!んやだァ嬉しい♡

『ありがとう、カナヲ!!明日も頑張るね!!』

するとカナヲはさっきより柔らかく笑った。
次は全身訓練ね。
頑張ろう。

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