柱合会議 ページ6
善逸にしつこく言われると炭治郎がまた止めてくれた。
「善逸!!Aはこれから柱合会議に行かなければならないんだ!!離せ!!!!」
「ちぇーっ……じゃ、またねAちゃん♡どこか行こうねえぇぇ!!」
炭治郎に引きずられ善逸くんは降りていった。
すごい子達だったな…。
そう思いながら私は突然呼ばれた柱合会議というものに参加した。
何だこの会議と思っていると御館様は優しい口調でこう言った。
「今回皆を呼んだのはここにいるAAのことについて話すためなんだ。」
すると柱の皆さんが驚き、音柱さんが口を開いた。
「まさか、Aって元紅柱の!?」
すると御館様がそれに答えた。
「そうだよ、天元。杏寿郎が下弦のいた山でAを見つけたらしくてね。この子が娘らしいんだ。」
その音柱の天元という方はこちらの方を向いて驚いていた。
「そうなのか!?」
『そうです…。父諸共家族が亡くなってしまったので…』
恋柱「そうなのね…それで鬼殺隊に入ったのねっ…!!」
岩柱「南無阿弥陀仏……南無阿弥陀仏……」
う、嬉しいのかこれは……。
風柱の方がギョロっとこちらを見て言った。
「家族いないってことはお前家とかどうしてんだァ?」
それ聞く!?今ここで聞く!?
『えーと……とりあえず藤の花の家に居候させてもらってるんですがこれが続くかどうかは難しいです…。』
御館様は微笑んだまま言った。
「そうだね…その事なんだけど……。」
すると煉獄さんが急に口を開いた。
「御館様!!私の家に住まわせます!!!Aは師範もいないらしいので私がAを継子とさせます!!」
恋柱「(なんて大胆なのかしら……流石師範っ!!素敵!!ということは私の妹弟子!?きゃぁああああああ♡♡)」
蛇柱さんがネチネチと言い始めた。
「煉獄……いいのか?そいつは紅の呼吸の使い手だぞ」
杏寿郎「問題ない!!なんとかなる!!」
うそぉ……私煉獄さんの継子になっちゃうの!?
しかも住まわすって……えええええええっ!!
御館様「ありがとう、杏寿郎。皆、Aも炭治郎と同じく鬼舞辻無惨に家族を殺されたんだ。無惨は紅柱に殺されかけたためか紅柱の事を酷く嫌っていてね。娘を殺し損ねた無惨はきっとAを狙っている。Aの護衛を頼みたいな。」
するとあたりの空気がピリピリになった。
柱「御意。」
こうして私は柱と関係を持つことになった。
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作者名:もちゃ | 作成日時:2020年2月21日 19時