炎のような師範 ~その壱~ (ページ17)

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派手に嫁に来いページ17

？？「おうおう、起きたじゃねえか。おはよーさん」

みると見るからに派手な服装をした一人の男が。

『(ん？このイケメンどこかで……あっ、柱合会議にいた音柱の宇髄さん!!)』

頭に着けた宝石のようなものをしゃらしゃら鳴らしながら近づいてきた。カナヲの言った通りである。なぜ音柱が来たのは不明。

宇髄「上弦との戦いで1週間で起きるのか…鬼殺隊入ったばかりなのにこれは鬼畜だよなw」

『はっ、……はい……きつい……です』

宇髄「ははっ、返事は地味だなぁ!……そういえばお前、呼吸はどうなんだ？」

『あっ、呼吸混ぜられるようになりました!!炎と紅で!!』

宇髄「おおっ、そうか!!それは凄えなぁ」

『ただ全集中を本番初めてやったので体が動かなくて襲われかけました…』

宇髄「まあ全集中はもう慣れだと思うぜ？戦いで慣れていくしかねえな!!がんばれよ、稽古ならつけてやるぜ？」

音柱は頭をぽんぽんと撫でた。思春期の私はまあもちろんデレデレなわけで。

『……はっ、は、はい!!ありがとうございます!!ﾆｺｯ』

すると音柱の動きが止まった。

宇髄「お前、笑顔は特に派手だな……な、お前らもそう思わねえか？」

雛鶴「ええ……鈴のように笑う可愛らしい子ですね」

まきを「おおっ、珍しい髪の色だ!!瞳も綺麗だし……絶対性格いいでしょ？!」

須磨「きゃああぁあぁあ!!可愛い!!可愛い!!抱きしめていい？!きゃぁああふわふわあああ妹みたいに可愛い♡♡」

まきを「ああああっやめなさいよ須磨ｧ!!嫌がってるでしょお!!」

『あ、別に大丈夫です、むしろ大満足です。』

構わず抱きしめられる。3人方とても美しい女性だ…気配もあまりしなかった…
何者？と疑問に思うとそれを悟ったように音柱様はこう言った。

宇髄「此奴らは俺の嫁だ。左から雛鶴、まきを
、そしてお前を抱きしめてるのが須磨だ。」

『はえ……さっ、3人……(とんでもねえなおい)』

しかも全員くのいちらしい。だからか。
でも何故3人もいるのだ……？派手な人だ。

雛鶴「炎柱の継子なのよね？たしか紅柱の娘さん…お名前は？」

『ｱｯｱｯ､えっと、AAです!!』

須磨「Aちゃんｯｯ!!いい名前!!可愛い!!本当いい匂いする!!こんな子がいるだなんて!!天元様もそう思いませんっ!？」

宇髄「ああ…そうだな見た目も派手で良いが笑顔が特に…な？」

『えへへ…そうですか？』

全員動きが停止。嘘やん。

宇髄「お前嫁に来い。今すぐだ。」

どうやらずきゅんときちゃったらしい。