炎のような師範 ~その壱~ (ページ15)

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2人の柱ページ15

蜜璃「…近いわね…伊黒さん向かいましょ!!Aちゃん……行く？」

『はい!!』

伊黒「フン……足手まといになるなよ」

『はっ、はい!!』

なんだ、凄く嫌悪感がする。鳥肌が止まらないし。……もしかして上弦だったりします…？
やだァ、そんなはずないかｯｯ(フラグ)

本当に上弦でした～☆(フラグ回収)
弐だよ弐!!いや本当に死ぬかもしれない……
その鬼の姿は青い線が身体中にあり紋様のようだった。鬼の名は猗窩座。

猗窩座「おおきたか!!鬼殺隊が!!」

伊黒「ﾁｯ……蛇の呼吸壱の型委蛇斬り」

その技は猗窩座の腕を掠った。
猗窩座は一瞬驚き笑いながら伊黒さんへ飛びかかってきた。

猗窩座「良い技だ!!蛇の呼吸とは初めてだｧ!!お前、名は何という!!」

2人の速さに目が追いつかない。

伊黒「…他人に名を述べる筋合いはない」

猗窩座「では言うまでだ!!」

伊黒さんは壁へ突き飛ばされた。
助けなきゃ……助けなきゃ……!!
すると姉弟子が飛びかかった。

甘露寺「恋の呼吸参の型恋猫しぐれｯｯ!!伊黒さんをいじめないでｯｯ!!」

猗窩座にクリティカルするが治癒する速度が異常に速い。これが上弦…。

猗窩座「…ﾌｯ、女か。悪いが女と戦うつもりは無い」

甘露寺「どうしてよ？!これでも私っ、柱よぉ!？」

猗窩座「…知っている。」

すると猗窩座はとんでもないスピードで姉弟子へ近づき

猗窩座「技は素晴らしいな」

とほくそ笑み姉弟子を気絶させた。2人とも血を流して倒れていて戦闘不能だ。焦る私に気づいた猗窩座はこちらを向いた。

猗窩座「…お前、あの方が殺した紅柱の娘だな？」

『そっ、そうですけどｯｯ……』

猗窩座「お前の首を持ってこいとあの方に言われているんだが…」

猗窩座「俺は女を殺すような趣味は持っていないからな、生きたまま連れていくとしようか」

術式展開…

やばい、やられる、技を出せ技を!!
すると師範の言葉が頭に浮かんだ。

師範「「炎の呼吸は足腰が大事だ!!地面を揺るがすようにな!!息を整えるんだ!!」」

ﾌｰｯ…よしっ…いけるｯ…!!

全集中紅の呼吸漆の型赤光の灯火

ｽﾊﾟﾝｯ

『(……混ぜられた……猗窩座の腕を落としたｯｯ……さっきより微妙に再生速度は遅いが……)』

猗窩座「…ははは!!いいなぁ!!初めて見たぞ!!……少し燃えてきた!お前の名も教えろ!!」

技出した時に軽くやられたのと……初めてやったから疲労で体が動かない。たすけて…

蛇の呼吸弐の型狭頭の毒牙