前世は鬼殺隊士、現世では魔法騎士です【鬼滅の刃×ブラッククローバー】 (ページ26)

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リヒト「…察しが良い」

「その魔石で何をするか
知らないけど…犠牲を出すなら容赦しないから」

今日のこともある
リヒトが魔石を狙うということは
今回の奴らと仲間の可能性もある

リヒト「…そろそろ時間だ」

夢空間は壊れ始め
リヒトは去り際に私の側に近づき

リヒト「君はあの方の大切な人だからね
どうしても復活させないとね」

また“あの方“
私は勿論記憶がない

考える暇は無かったらしく
朝日が昇り始めていた

目を覚まさないとな

「…リヒト」

その名前を口に出すと
何故か悲しくなってくる

ｺﾝｺﾝｯ!

「ハ～イ」

ノエル「入るわ…って！A泣いてるじゃない！
どうしたの！？」

「ぇ…」

目を触ってみると濡れていた

「おかしいな…」

ノエル「何かあったなら…私に…」

「ありがとう、ちょっと夢見が悪くてね
悪夢でも見たかと思ったけど…もう内容
忘れちゃった。心配してくれてありがとう」

ノエル「し、心配なんて…///そ、それより
団長から給料よ」

「ありがとう、落ち着いたら城下町に遊びに行く
から他の人たちに伝言頼める？」

ノエル「分かったわ」

ノエルが部屋を出ていくのを見て
私は近くにあった鏡を見てみる

「…こんなに泣いたの久しぶりだな」

しっかりと目は腫れていた

リヒト
きっと私は彼の事をもっと知らないと
いけないらしい

彼の容姿から察するけど多分エルフだろう
でも、本によればエルフは絶命したらしい

なら何故絶命したエルフがいるのか
謎は多いらしい

「ユリウスさんなら…知ってるかも」

私は城下町へ行くことに

ーー

ーーー

「…迷った」

城下町広すぎ
この前行ったときは迷わなかったんだけど…
あれはまさか…数年に１度くる奇跡か！？

？「どうしたんだい？」

「あ、貴方は確か…」

ローブを見るとユノと同じだった
そしてあまり見かけない仮面

金色の夜明け団の団長だ

「ウィリアムさんですよね？」

ウィリアム「あぁ、はじめまして。確かヤミが
気に入っていた子だよね？」

ぇ、そうなの？

ウィリアム「今度うちに遊びにおいで」

「はい！あ、ここら辺で本…とか売ってる店
知りませんか？」

ウィリアム「なら、私もそこへ向かう所なんだ
一緒に来るかい？」

「助かります！」

ウィリアム「もしかして、方向音痴なのかい？」

「決して違います！！」

確かに前世からカラスたちから
悩むな方向音痴め！って言われてたけど…