メア皇子との約束 ページ21
『確かにリュゼ皇子から、お声をかけられましたよ』
メア皇子『…ほ〜らな。』
キュアラン様『リュゼ皇子も、宰相も、本当はメア皇子が邪魔なのよ！ぷんぷん！引きこもって根暗で不細工な弟って恥ずかしがってるんだわ！』
『キュアラン様。それは言い過ぎでは？』
キュアラン様『でもね、キュアランだけはメア皇子の味方よ！メア皇子をいじめる奴は、ぜ〜んぶ魔法でやっつけてやるんだから！』
メア皇子『…オレにはキュアランがいるからな。戴冠式になんて、出ない。兄上だって、本当はそうして欲しいはずだ…』
…これは、リュゼ皇子を嫌っているわけではないみたいですね…
『リュゼ皇子から、メア皇子が恥ずかしいなんて言われておりませんよ』
メア皇子『…言わなくても分かるんだよ、そういうのは』
『むしろ戴冠式に出なかったらメア皇子が責められると心配していらっしゃいましたよ』
メア皇子『…え？…だ、だけど、絶対に皆は兄上に比べて…こんな弟だって…言う。兄上に恥をかかせられ…ない』
もしかして、見た目を気にしているのでしょうか？そうだとしたら、身なりを整えたらそれで随分変わりますよね？よぉし…！
『あの、メア皇子！』
メア皇子『…なんだよ…』
『「籠りにコウモリ、引きこもり！貴方のお困りなんでも解決！魔法の力でなんでも決着！」』
メア皇子『…っ！それ、キュアランの決め台詞…！』
『私はイナコの騎士。そしてプリンセス・キュアランのミアモ！親友ですよ！だから、キュアラン様をお嫁さんにしているメア皇子！貴方様のお悩みを私が解決致します！さぁ、この手をとって下さい！一緒に戴冠式に出ましょう！』
メア皇子『………』
メア皇子『…キュアラン・ミアモだから…、少しだけ、付き合ってやってもいい』
キュアラン様『キュアランも、ミアモのすることならちょっとくらい許してあげるわ！』
メア皇子が、そっと私の手をとった
『一緒に頑張りましょう。メア皇子、キュアラン様』
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アクア(プロフ) - ゆうゆうさん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2017年2月2日 22時) (
レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆう(プロフ) - 初めまして！アクアさんの小説を拝見させてもらってます！loveendもdameendも見たいんですが、loveendの方が見たいです！更新頑張ってください！！誤字、脱字あったらすみません… (2017年2月2日 21時) (レス) id: 7b0730e17c (このIDを非表示/違反報告)
アクア(プロフ) - シノさん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張りますね♪ (2017年1月31日 20時) (レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
シノ - はじめまして！いつも楽しく拝見させてもらってます！loveもdameもみたいですが、どっちかと言うとloveの方が見たいです！ (2017年1月31日 20時) (レス) id: f1d999b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
アクア(プロフ) - ちあきさん» ありがとうございます！とても嬉しいです♪これからも頑張りますね！ (2017年1月5日 17時) (レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィリア | 作成日時：2016年11月25日 23時
