仮従者として ページ17
メア皇子『うううぅぅぅ……うるさくて寝てられない…』
『はい、起きられましたね。それでは顔を洗ってちょっと散歩に出ましょう』
メア皇子『無理だ、太陽なんて浴びたら…、オレは…オレは…』
火傷してしまうほど肌が弱いのでしょうか…？
メア皇子『オレは太陽の光を浴びると死ぬ』
『爽やかに嘘を言わないでください！』
これから、どうしましょう…どうしたら、メア皇子が戴冠式に出て下さるのでしょうか…
〜お昼頃〜
『メア皇子。お昼の時間ですよ』
キュアラン様『外に置いてあるわよ。とってきて頂戴』
『…あの、外には出ないのですか？』
メア皇子『…外になんて、出るわけないだろ…ああ、外の世界なんて今すぐ暗黒に塗りつぶされたらいいのに…そうしたら、この世はキュアランとオレだけの世界だ…』
キュアラン様『ねー、皇子♪』
メア皇子『ふふ、ふふふふ…』
あはは…目の前に私がいますよね…
『あ〜あ。せっかくお昼ご飯は私が作りましたのに…』
メア皇子『…あんた、ご飯なんて作れるのか？』
『もちろん作れますよ』
メア皇子『…なんだって…！』
あれ？興味を引けましたか？
『一緒に厨房に行ってみませんか？作っているところをお見せしますよ？出来立てのご飯は美味しいですよ♪』
メア皇子『…ぐ』
『ほら、散歩に行きましょう♪』
メア皇子『……』
〜サンフィリア城 中庭〜
なんとか、外に出てくださった！
メア皇子『…いち、にぃ、さん…歩』
『…えっ』
メア皇子『三歩外に出たぞ。だからオレは部屋に戻って昼食を取る』
『えーー！！』
…裏をかかれた……やられた…
〜次の日 早朝〜
久しぶりに街に降りてきました。キャラバンのぐりまるの手伝いをしにきたのです
『ぐりまる〜！』
『わ〜い！アクアだリン！嬉しいリン♪』
『私もだよ！』
本屋の店主さん『娘さん、この本カバーをおくれ』
『まいどあり〜これは刺繍が付いていい品なんですよ〜。そして、最後の一個です』
本屋の店主さん『それは運がよかった！では、この幸運のお裾分けをしてあげよう』
そう言って、キュアラン様の新刊を早売りしてくれました
…メア皇子が羨ましいがりそうですね
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アクア(プロフ) - ゆうゆうさん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2017年2月2日 22時) (
レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆう(プロフ) - 初めまして！アクアさんの小説を拝見させてもらってます！loveendもdameendも見たいんですが、loveendの方が見たいです！更新頑張ってください！！誤字、脱字あったらすみません… (2017年2月2日 21時) (レス) id: 7b0730e17c (このIDを非表示/違反報告)
アクア(プロフ) - シノさん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張りますね♪ (2017年1月31日 20時) (レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
シノ - はじめまして！いつも楽しく拝見させてもらってます！loveもdameもみたいですが、どっちかと言うとloveの方が見たいです！ (2017年1月31日 20時) (レス) id: f1d999b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
アクア(プロフ) - ちあきさん» ありがとうございます！とても嬉しいです♪これからも頑張りますね！ (2017年1月5日 17時) (レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィリア | 作成日時：2016年11月25日 23時
