メア皇子とのご飯 ページ14
もぐもぐもぐもぐ！
あら…やっぱりお腹空いていたのですね。
『切っただけの軽食ですが、そっちの野菜やハムも食べてください。顔色が良くないのは、栄養不足だからだと思いますよ…』
メア皇子『口うるさい…うざい』
もぐ…ぐほっ！
『慌てて食べるからですよ…どうぞ。飲み物です』
メア皇子『寄越せ…っ。ぐびぐびっ！』
『そういえば、私の分も作ってきたので、一緒にいただきますね』
メア皇子『……』
あれ？そういえば私、メア皇子と普通に会話していますね
メア皇子『…変なイナカ女だ…』
あはは…変…でしょうか…？
メア皇子『…キュアラン以外と食事したの久しぶりだ…ふん。食えなくはないな』
悪くないなら、よかったです…
〜次の日〜
クロム様『……』
クロム様に呼び出されました…昨日の夜食がばれましたか…？
『あの、クロム様。お話とは何でしょうか？』
クロム様『騎士殿。昨夜メア皇子と直接お会いになったというのは本当ですか？』
やっぱり…
『はい。会いましたが…』
クロム様『やはりそうでしたか…夜中の厨房から食料を持ち出されたことは、この際何も言いません』
シェフの人には翌朝伝えたのですが…それでなのでしょうか…
クロム様『メア皇子は部屋に籠るようになってから、人と会うのを極端に嫌がりましてね…食事なども一人で自室で取られるほどです。ですから、リュゼ皇子との食事など何年前のことか…』
『部屋から出てこられないのは、そこまでだったのですか？』
クロム様『室内には従者も入れないので、部屋の前に食事のご用意をします』
『でも、それにしては部屋が綺麗でしたよ？』
クロム様『恐るべき隠密行動で、生理的事情の場合のみ外に出られますから、それに気がついた瞬間、従者達が掃除を致します』
従者さん、お疲れ様です…
クロム様『しかし、そんなメア皇子が騎士殿には気を許されたのですね。…なるほど。状況は分かりました。ありがとうございます』
夜中を勝手に作ったことについて、何も言われなくてホッとしました…
〜サンフィリア城 廊下〜
何だかメア皇子のをしたからか、気になってきました。行ってみましょうか…？
メア皇子従者さん『あの…騎士様』
『はい。何でしょうか？』
メア皇子の従者さん『先ほど、宰相様とメア皇子のことでお話されたとか』
『よくご存知で』
メア皇子従者さん『その場にいた者から聞きました。そこで騎士様にお願いがあるのです』
『私で良ければ何でもどうぞ』
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アクア(プロフ) - ゆうゆうさん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2017年2月2日 22時) (
レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆう(プロフ) - 初めまして！アクアさんの小説を拝見させてもらってます！loveendもdameendも見たいんですが、loveendの方が見たいです！更新頑張ってください！！誤字、脱字あったらすみません… (2017年2月2日 21時) (レス) id: 7b0730e17c (このIDを非表示/違反報告)
アクア(プロフ) - シノさん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張りますね♪ (2017年1月31日 20時) (レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
シノ - はじめまして！いつも楽しく拝見させてもらってます！loveもdameもみたいですが、どっちかと言うとloveの方が見たいです！ (2017年1月31日 20時) (レス) id: f1d999b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
アクア(プロフ) - ちあきさん» ありがとうございます！とても嬉しいです♪これからも頑張りますね！ (2017年1月5日 17時) (レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィリア | 作成日時：2016年11月25日 23時
