私、四葉です 弐【刀剣乱舞】

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長谷部や安定に内緒で


演練場に来たのには訳がある





「……久々に来たなぁ、オレ」


「国俊は弱いから」


「蛍と国行が強すぎるんだよ……」




思わぬトラブルが起こってしまった



後ろでわちゃわちゃ騒ぎながら着いてくる三人





(でも、バレるからいいか)





「審神者はん、巫女服におとりますなぁ」


「……どうも」



下駄を踏みしめて歩き続けると



目的の人物達がいた







「………………お久しぶりです。先輩」



「久しぶり」



会話することすら腹立たしい



相変わらずの人をコントロールしようとする



あの瞳





見習いは私を見ていた







「……先輩の新しい本丸の方達ですか？



先輩すごいですね。


元 ブラック本丸に派遣されたとは


聞きましたがまさか、



あの先輩が手懐けきれるなんてねぇ」



好戦的な目も相変わらずである






「手懐けてるわけじゃない、ついてきただけ」



「そうですわぁ、審神者の尻に敷かれてる思われてはるなら心外ですわぁ」




見習いがクスクス笑った






「先輩、どこ行っても信用ありませんね。まあ、先輩の性格なら仕方がないとも言えますけど……」




「早く始めよう。叩き潰してやるから」




見習いの長い世間話や過去の話などどうでもいい



私は今日、お前の刀剣を折るために来たんだから








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