私、四葉です 弐【刀剣乱舞】

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大和守安定side





「四葉、まだ式神の練習してたの？」



少しうとうとして寝て起きると四葉はロウソクを灯して何かをしていた


寝る前に少し練習させてと言っていた式神だろうと思って声をかける





「ああ、ごめん、もう寝るね」


僕の声が聞こえるとすぐに片付け出した


四葉はロウソクをフッと消し布団に入った




最近は四葉を殺しに来る奴もいなくて、少し怠けているかもしれないな。と気を引き締める。



興味本位で四葉が寝たかを確認するために四葉の横に行く



四葉はさっき布団に入ったばかりなのに既に寝ていた



寝つきがいいのか、疲れていたんだろう






四葉の寝顔に触る


頰に手を添えて、親指で顔の凹凸を触る







最近、四葉は何かに取り憑かれたように式神や結界の練習をしている。




どうしたの？と聞いても笑って誤魔化されるだけだった。




清光や長谷部さんに相談しても、話してくれるまで待てばいいと言ってくる



だから、僕も追及はしない







「……でも、あんまり心配させないでよね。頼ってくれないと、なんか不安だし」







四葉の事が知りたい





どんな風に生きてきたのか


審神者になろうと思ったきっかけとか


何が好きで何が嫌いなのかとか







そんなどうでもいい事が知りたい




やっぱり、なんか変かな……………僕









包帯で未だに隠している首の刀傷を見る




そして、包帯の隙間からそれを触る









何度しても、幸せな気分になれる





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