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____________________夢を見た
辺りに散乱するカビだらけの食べ物と汚物
薬品の匂いが混じった重い空気
陽の光が当たらない暗い箱
私の腕には幻覚の虫が
ゾワゾワと身体中を這い回っている
静かな部屋で、腹の虫が鳴いた
「…………おなが、すいだ」
私の声は酷く枯れていた
ガリッ
首を強く掻く
死にたくない…………
一度掻くと次第に止まらなくなる
死にたくない…………
首から血が垂れる
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こんな風に死にたくない…………
____________________ガクッ
首が傾いた拍子に目が覚めた
前が暗くて周囲は見えない
しかし、布の隙間から光が入っていた
手足も拘束されている
「…………ねぇ、今、何時？」
何の反応も返ってこない
だが、音の反響からそこに人がいるのは分かった
「そこにいるのは、わかってるから〜教えてよ〜
トカゲと男が三人、女が一人でしょー」
「全く、いい度胸だよ」
一人が話し始めた
「君、自分の状況、分かってる？
オレらに捕まってよく平気で寝てられるよね」
「むしろ捕まってるから、安眠できるんだよね
それより、お腹すいた〜」
動かない足をジタバタと動かすフリをする
「驚くくらい豪胆な子ね」
オネェ口調の男も話し出した
「お腹すいた〜！」
「緊張感ゼロかよ」
「トガちゃん、なんか持ってる？」
「血しか持ってないのです」
Aは少し拘束具に力を込める
ミシ………と、案外簡単に壊れそうだ
男が一人近づいてくる
「オレらのリーダーがお前に会うらしい
だから、殺しはしない
だがな、調子に乗るなよ…………クソ女」
ご飯でも食べて帰ろうかと思っていたが
態々、リーダー様が招待してくれるらしい
顔くらい拝みに行こうじゃないか
「じゃあ、尚更、ご飯がほしいな〜
会う前に餓死して死んじゃいそうだよ〜
ヴィラえもん〜」
男の静かな殺意が漂った
右手をAに近づけてくる
拘束具を引きちぎり、左脚で蹴った
「オイオイ、こりゃ参った
ワニでも噛みちぎれない硬さだぞ、それ」
目の前にいるであろう男に笑いかける
「私、拷問とかは趣味じゃないの」
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大根パンダ(プロフ) - ねかあさん» ねかあさん、コメントありがとうございます( ＾∀＾)そう言っていただけると励まされます！はい、がんばります(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀) (10月15日 18時) (
レス) id: 745702dfa2 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - めちゃおもろい。更新がめちゃ早くてありがたき。けど無理しないでください。これからも頑張ってください!ﾌﾚﾌﾚ♪ \(^ω^\ ) (10月15日 9時) (レス) @page25 id: 705b80bf73 (このIDを非表示/違反報告)
大根パンダ(プロフ) - ねかあさん» コメントありがとうございます(^ ^)指摘もしていただきありがたかったです。もっとおもしろ、かわいい作品になるよう頑張ります！ (10月7日 19時) (レス) id: 745702dfa2 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - おもしろすぎるぅ。かわよすぎるぅ。やばすぎるぅ。 (10月7日 18時) (レス) @page7 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
大根パンダ(プロフ) - 未来さん» コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )主人公を気に入ってもらえて、私の方こそ嬉しいです。これからも温かく見守っていただけると幸いです。 (10月5日 17時) (レス) id: 745702dfa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大根パンダ | 作成日時：2023年10月2日 14時
