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「テレビで放送されるので、個性の情報を与えたくなかったんです
あれを見た人は私が触れなければ個性を使えないと思っているはずです
情報戦は基本中の基本ですから」
相澤先生はなぜか顔を顰める
「お前がオレ達を信用していないのは分かる
だけどな、あいつらは違う」
相澤先生がＡ組の人達をまた、指差した
「お前のことをなんの疑いもせず、接してくれる奴らだ
嘘をつくとかつかねぇとかの問題じゃない
一人でいい、お前が誠実に向き合える奴を作れ」
相澤先生の言葉に首を傾げ
そして、Aはまるで子どもを諭すかのように笑う
「先生、それは、違いますよ」
ふと昨日の夜、真っ赤になった轟が頭をよぎった
「緑谷達が私に"普通の人"と同じように接するのは
緑谷達が無知だからです
私について何も知らないからそう振る舞えるだけで
本当のことを知れば
彼らはヒーローとして私の前に立ちます」
Aはどこか別世界でも見るかのように
訓練をしている緑谷達を見た
「この首輪だってそうです
私はただのGPSとしか聞いていませんが、
それって本当なんですか？」
Aの瞳の奥に狂気が宿っている
「…………」
「私程度の不誠実は先生達だってしますよね
それなのに、誠実になれだなんて
全く心に響きません」
首輪を撫でる手を下ろす
「先生達を責めてるわけじゃないんですよ？
プロなら当然のリスクヘッジですから
……………………先生達は私を信用していない
私もみんなを信用していない
お互いに丁度良いじゃないですか
この関係が破綻するまで、楽しみましょうよ」
相澤先生は何も言わなかった
Aは一度、目を閉じる
そして、再び開けるといつも通りの笑顔を作った
「相澤先生、私はどうしますか？」
「…………」
「補習地獄は嫌ですよ」
Aはおちゃらけた
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大根パンダ(プロフ) - ねかあさん» ねかあさん、コメントありがとうございます( ＾∀＾)そう言っていただけると励まされます！はい、がんばります(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀) (10月15日 18時) (
レス) id: 745702dfa2 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - めちゃおもろい。更新がめちゃ早くてありがたき。けど無理しないでください。これからも頑張ってください!ﾌﾚﾌﾚ♪ \(^ω^\ ) (10月15日 9時) (レス) @page25 id: 705b80bf73 (このIDを非表示/違反報告)
大根パンダ(プロフ) - ねかあさん» コメントありがとうございます(^ ^)指摘もしていただきありがたかったです。もっとおもしろ、かわいい作品になるよう頑張ります！ (10月7日 19時) (レス) id: 745702dfa2 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - おもしろすぎるぅ。かわよすぎるぅ。やばすぎるぅ。 (10月7日 18時) (レス) @page7 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
大根パンダ(プロフ) - 未来さん» コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )主人公を気に入ってもらえて、私の方こそ嬉しいです。これからも温かく見守っていただけると幸いです。 (10月5日 17時) (レス) id: 745702dfa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大根パンダ | 作成日時：2023年10月2日 14時
