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「お前が焦凍の恋人か？」
数秒、Aは考えた
そして、その原因が先日の轟とのキスだろうと思い至る
きっと、冬美辺りが漏らしてエンデヴァーの耳に入ったのだろう
「いえ、違います」
「…………しらを切るつもりか」
エンデヴァーが私を威圧するように睨んだ
(疑り深いところは、親子だ…………)
Aは笑顔を作る
「何か誤解があるようですが、
私は轟、……くんのお友達です。
決して、やましい気持ちはありません」
轟の名誉のためにも、ここは否定した方がいいだろう
Aはまるで聖母マリアのような微笑みで
エンデヴァーを攻撃する←
「ふん、嘘が下手だな」
嘲るように私を見てくる
これ以上嘘をついてもまた、話がややこしくなりそうなので
笑顔を作るのをやめる
「確かに、…………嘘をつきました
私は、あなたに会いたくて轟に近づきました
フレイムヒーロー、エンデヴァー」
Aはエンデヴァーを萎縮せず見る
「オレに？」
「そう、オールマイトに最も近いヒーロー」
Aは一瞬でエンデヴァーの後ろをとった
「お前、………」
エンデヴァーが殺気を放ちながら言う
油断があったとはいえ、全盛期のオールマイトにはやはり劣る
昨日まで受け入れられなかった事実が
やっと素直に受け入れられる
彼はオールマイトよりも弱い
そして、私にも勝てない
「今、私が刃物を持っていたら
腕の一本は落ちているでしょうね…………」
Aは今は手にない刀を
幻視しながら体の一部のように手で動かす
「お前、…………かなりの場数を踏んでいるな
暗殺者か？」
エンデヴァーがこちらを振り返る
私の殺意がないために殺気を消した
Aはため息をついて
ゆっくりと通路の奥に進む
「私はただの戦闘狂ですよ」
手を振って控え室に戻る
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ねかあ(プロフ) - なんかすみません 完結まで頑張ってください! (10月8日 13時) (
レス) id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
大根パンダ(プロフ) - ねかあさん» あ(ﾟωﾟ)６話のやつですね。ありがとうございます、修正しますね。 (10月7日 18時) (レス) @page7 id: 745702dfa2 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - 加害者ではなく被害者ではないですか?面白い作品ありがとうございます (10月7日 17時) (レス) @page3 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
大根パンダ(プロフ) - 満月雪兎さん» お久しぶりです、満月雪兎さん(*´∀｀*)新作頑張ります！ (2019年4月19日 6時) (レス) id: 15321dbbab (このIDを非表示/違反報告)
満月雪兎(プロフ) - 新作品を作られたと知って飛んで参りました！次の更新を楽しみにしてます！ (2019年4月18日 20時) (レス) id: 911379cf70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大根パンダ | 作成日時：2019年4月18日 18時
