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《オールマイトがまた、事件を解決しました！
今日の昼過ぎ、杉並区で起きた強盗事件を_________》
ラジオから流れてくる報道の声
小さい頃、オールマイトは私のヒーローだった
「先生！！先生！！オールマイトだよ！
また、オールマイトが倒しちゃったって！」
静かに座っている先生の背中にAは大声で話しかける
椅子の上に立ち
ふん！ふん！と小さな拳を前に突き出す
オールマイトお得意のパンチを真似しているのだ
「Aは本当にオールマイトが好きだね」
先生が穏やかな声でそう言った
「だって、先生、オールマイトは強いんだよ！
どんな敵だって倒しちゃうんだよ！！
早く強くなって…………
私もオールマイトと戦ってみたいなぁ」
先生がゆっくりと立ち上がり
コツ、コツっと近づいてきた
そして、大きな手でAの頭を優しく撫でる
「君ならきっとなれるさ」
_________________「ああ！！圧倒的に攻め続けた轟！！とどめの氷結を〜！！」
どうして、昔のことを思い出したんだろう
ボロボロになっていく緑谷
普通は体の成長と共に強くなるはずの個性
だが、緑谷の個性は器以上に大きい
まるで、個性の大きさに体の方が追いついていないようだ
「まだ、僕は君に傷一つつけられちゃいないぞ！！
全力でかかってこい！！！」
聴覚に集中すれば、緑谷が轟を激励していた
「緑谷、何のつもりだ？全力？…………クソオヤジに金でも握らされたか？イラつくな！！」
轟が走り出す
遠距離攻撃をやめて、近距離に切り替えた
轟の動きの鈍さから、
氷結の速度も遅くなっているに違いない
緑谷は壊れた指を何度も壊しながら風圧を起こす
「なんで、………そこまで…………」
「期待に、応えたいんだ…………
笑って応えられるような、カッコいいッ！ヒーローに！！」
Aは緑谷の背中にオールマイトを見る
「なりたいんだあ！！！」
緑谷が轟に体当たりする
「だから！全力でやってんだ、………みんな！！
君の境遇も、君の決心も………僕なんかに計り知れるもんじゃない
でも、…………
全力も出さないで一番になって、完全否定なんてふざけるなって今は思ってる！！
だから、僕が勝つ！！君を超えて！！」
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ねかあ(プロフ) - なんかすみません 完結まで頑張ってください! (10月8日 13時) (
レス) id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
大根パンダ(プロフ) - ねかあさん» あ(ﾟωﾟ)６話のやつですね。ありがとうございます、修正しますね。 (10月7日 18時) (レス) @page7 id: 745702dfa2 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - 加害者ではなく被害者ではないですか?面白い作品ありがとうございます (10月7日 17時) (レス) @page3 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
大根パンダ(プロフ) - 満月雪兎さん» お久しぶりです、満月雪兎さん(*´∀｀*)新作頑張ります！ (2019年4月19日 6時) (レス) id: 15321dbbab (このIDを非表示/違反報告)
満月雪兎(プロフ) - 新作品を作られたと知って飛んで参りました！次の更新を楽しみにしてます！ (2019年4月18日 20時) (レス) id: 911379cf70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大根パンダ | 作成日時：2019年4月18日 18時
