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BH「俺はさ、そんな風に思うのも仕方ないと思うんだよ。人として当たり前の気持ちだから。
確かにアイドルって、普通の仕事とは違ってその辺難しいけど、Aは難しく考えすぎだよ〜」
ベッキョンオッパは子犬のような顔を困らせて 空いていた私の隣の席に移動してくると、そっとハグして落ち着かせるように背中をポンポンしてくれた。
BH「Aはこんなに小さい身体で、たくさん抱えて生きてて、ほんとにそれだけで十分すぎるくらい偉いんだよ。まず、それを忘れちゃダメ。いいね？」
にこにこと微笑んでそう言ってくれて、何故か自分の中にその言葉がストンと落ちてくる。
ああこの人、魔法使いなんだ。
私がどんな言葉を必要としているのか、分かってしまう人なんだ。
ルーキーズ時代から共演経験のあるEXOの先輩方の中でも、ベッキョンオッパは特にNCTメンバーからの相談を受けることが多いんじゃないかと思う。
ヒチョルオッパは言葉巧みに相手を導いて無理矢理にでも口を割らせる兄貴タイプだけど、ベッキョンオッパには相手の方が勝手にその雰囲気にのまれて、不思議と頼ってしまうのだ。
BH「難しいね。夢も恋愛も、どちらかしか選んじゃいけないなんてこと絶対に無いし…… でも 俺もヒョンも公開恋愛の大変さは知ってるから、簡単な気持ちで背中を押してあげることもできない。
しかも、同じグループ内でってなったらきっともっとややこしくて、色んな問題があるって言うのも分かるよ」
まるで小さい子を諭すように、優しく私に語りかける。
BH「それでもさ…… 確かに、正解を教えてあげることはできないし、何か具体的なかたちで力になってあげたりは、できないかも知れないけど。
"うんうん、難しいよね、分かるよ"って、"どうしようもないことだけど、十分頑張ってるよ"って、言ってあげることはできるじゃんか。そしたら、現実を変えられなくても、気持ちを救えるでしょ？」
よしよし、と言って私の頭を撫でてくれるオッパのきれいな手が、とても温かくて。向かいでその様子を見ていたヒチョルオッパも、珍しく柔らかい笑顔を私に向けてくれる。
Hc「ほんとにお前は、よくやってるよ。知らない国で男に混ざってデビューして…… たくさんバッシングも受けて大変だったからな。
いつの間にか弱音の吐き方を分からなくなったのかもしれないし、皆を巻き込むのが怖くて恋愛の話はしにくいのかもしれないけど、そういうのは隠された方が心配なんだよ」
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ゆゆ(プロフ) - ぴっぴ。さん» ありがとうございます！ジョングクくん、勝手にとってもカッコいい男前な方だとお見受けしているので…… そう言っていただけると嬉しいです。これからも二人の応援お願いします！ (2020年10月9日 21時) (
レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ。(プロフ) - ジョングク…最後のセリフはペンじゃなくても惚れます。すてきな作品をありがとうございます！ (2020年10月9日 14時) (レス) id: 6af44f4d13 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます！素敵な言葉をかけていただいて嬉しいです。これからも楽しんでいただけるよう、頑張って更新します。是非最後までお付き合いください！ (2020年10月9日 10時) (レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - ストーリーもジェヒョンとの関係性も最高です、これからも楽しみにしてます！ (2020年10月9日 0時) (レス) id: 1312bddf08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2020年10月8日 11時
