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平日夜の空いている時間だからなのか、貸切状態でアイスを選ぶアイドル達。残り三人が到着すれば、ついに全員集合。
みなさん、これ、撮影じゃありませんよ。
プライベートですよ、ええ。
店中のイスをガタガタと寄せ集めて、皆でアイスを囲む。ちなみに先着組の私達はもう食べ終わっちゃってたので実は2個目。ドヨンオッパ、スペシャルサンクスね。
店内はクーラーも効いているのでさすがに寒くなってきたなと手を擦り合わせる。
すると、斜め前に座っていたジェヒョンがあ、と声を出した。
JH「ジョンウ、持ってきた？」
JW「あ！そうだった！」
なにやら後ろを向いてゴソゴソとすると、見馴れたジェヒョンのジャケットが登場。ジョンウから受け取ったジェヒョンが、何故か急に机を越えて私の方に投げ付けてくる。
いや、だから、お前はほんとに雑なのよ。
JH「着てな、寒そう」
どうやら、ジョンウにカトクで私が寒そうな格好してるから上着持って来い、と連絡していたらしい。
つまり最初から私に着せるために持ってこさせたと。
いや、だから…… お前はほんとによく見てんな。
HC「……ねえ、そろそろさすがにこのふたり隠す気無さすぎじゃない？」
JH「ん？なんで？俺ヘチャンが寒そうでも上着貸すよ？」
YT「まあジェヒョンならやるな」
TY「いや、俺はヘチャンの言葉に同意。最近、ダメだよな、ちょっと」
MK「ヌナとヒョンは結局…… その……」
『ん？夫婦だよ？』
JN「A〜 良くないぞ、茶化すな？」
TI「もうどうせならオープンにしなよ」
JW「まあもうバレバレだからね」
DY「うん。多分言ったら楽になるよ？」
言質をとろうとキラキラした目で私とジェヒョンに視線をやるメンバー達。
いや〜、ここまで徹底的に議題にせずに来てくれたのに、急に全員に詰められると困っちゃうな。
『……皆が何を言わせたいのかは分かるけど』
2つ目のアイスを平らげ、スプーンを置く。
『じゃあどうしてそれを私達が頑なに言わないのかも、皆 分かるよね？』
満面の笑みで牽制した。
これできっと皆、もう二度とこうやって私達を問い詰めたりはしないだろう。
バレバレだろうとなんだろうと。
たとえ皆が皆分かっているとしても、敢えて口に出すべきではないことも この世にはあるのだ。
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ゆゆ(プロフ) - ぴっぴ。さん» ありがとうございます！ジョングクくん、勝手にとってもカッコいい男前な方だとお見受けしているので…… そう言っていただけると嬉しいです。これからも二人の応援お願いします！ (2020年10月9日 21時) (
レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ。(プロフ) - ジョングク…最後のセリフはペンじゃなくても惚れます。すてきな作品をありがとうございます！ (2020年10月9日 14時) (レス) id: 6af44f4d13 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます！素敵な言葉をかけていただいて嬉しいです。これからも楽しんでいただけるよう、頑張って更新します。是非最後までお付き合いください！ (2020年10月9日 10時) (レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - ストーリーもジェヒョンとの関係性も最高です、これからも楽しみにしてます！ (2020年10月9日 0時) (レス) id: 1312bddf08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2020年10月8日 11時
