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一方パパは英語も分からないので、とにかくニコニコ笑って聞いている。
ジェヒョンは焦って、拙い日本語で何か伝えようとするも、パパはそれを制止して。
満面の笑みで愛おしそうにジェヒョンを抱きしめるパパに、安心したように困り眉で微笑み、その背中に腕を回すジェヒョン。
いつも穏やかなパパは優しくて温かくて、永遠に私の自慢だ。
ああ、大好きな人たちがみんな笑っていて、こんなに幸せなことはないな。
ママは今も現役でバリバリに働く、キャリアウーマンだ。帰国子女で、英語もペラペラ。
その英語力と持ち前のパワフルさをいかして、日本人なら誰でも聞いたことがあるような総合商社で、同年代の女性では断トツの出世をしたらしい(本人談)。
今でこそ女性の社会進出が進んだが、ママの頃はまだまだ大変だったのよ、と語る母がハードな仕事を続けられた理由は、パパの存在だ。
パパは売れないジャズピアニスト。売れないCDを出したこともあるらしい。
そんな二人の出会いは、ママがバーで逆ナンしたことだと言うから…… まあこの二人の関係性も納得できる。
ママ曰くガタイが良いし顔がタイプだった らしい。さすがジャニオッパ推し。
なので、パパが主夫としてママを支えて生活してきた。
私が産まれてからも、所謂ママのすることは全部パパがしてくれたし、ママは私に「友達にお前のパパがヒモって言われたらぶっ飛ばしてやんな」と言って育てたので、かなり気が強くて 男女の性の役割に対しての考え方がとても柔軟な私が出来上がった。
とにかく、私の両親はあまり普通ではない。
特にママに関してはだいぶクレイジーだし、中途半端に経済力まで兼ね備えているのが難点だ。
TY「え、すごいこれ！」
TI「わー、本当にNCTって書いてあるよ」
私のウェディング撮影と聞いて、五つ紋の羽織袴に黒留袖という出で立ちで登場したママとパパ。
その時点で韓国スタッフ達にはインパクト大だったのだが。
MM「これ、グッズにしたらシズニ喜ぶんじゃない？」
白く染められた家紋、かと思いきや、円の中にはNCTと書かれているらしい。
これには、普段からママとパパの奇行に慣れているメンバー達も大はしゃぎ。グッズにはしません。
今回の沖縄旅、撮影に加えてこの両親の面倒まで見なければいけないのか。かなり骨が折れそうだ。
既に部屋へ帰って眠りたい気持ちしかないけど、実はまだまだ朝の9時。1日がかりのウギョル撮影は、たった今始まったばかりだ。
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ゆゆ(プロフ) - ぴっぴ。さん» ありがとうございます！ジョングクくん、勝手にとってもカッコいい男前な方だとお見受けしているので…… そう言っていただけると嬉しいです。これからも二人の応援お願いします！ (2020年10月9日 21時) (
レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ。(プロフ) - ジョングク…最後のセリフはペンじゃなくても惚れます。すてきな作品をありがとうございます！ (2020年10月9日 14時) (レス) id: 6af44f4d13 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます！素敵な言葉をかけていただいて嬉しいです。これからも楽しんでいただけるよう、頑張って更新します。是非最後までお付き合いください！ (2020年10月9日 10時) (レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - ストーリーもジェヒョンとの関係性も最高です、これからも楽しみにしてます！ (2020年10月9日 0時) (レス) id: 1312bddf08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2020年10月8日 11時
