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もはや何分経ったのかも分からなくなった頃にアイスアメリカーノのを買ってきてくれたマネージャーと一緒に控室に入って来たのは、予想外の人物だった。
LT「ちょうど僕もここでミーティングがあってね〜 暇してるらしいじゃない？」
『イトゥクオッパ……！』
会うのは本当に久しぶりだけど、この人やっぱりお化けのように若いな……
いつもヒチョルばかりAに構ってもらってズルい、なんてむくれているが、いや、オッパめちゃくちゃ忙しいんだから私と遊ぶ暇なんてないじゃない。その点ヒチョルオッパは普通の人間とは違う進み方する時間のなかで生きてるし。
なんて軽い世間話をして少し張りつめていた空気を和らげてくれるので、途端に今度はこれから待ち受ける仕事への不安でいっぱいになる。
ちょっとくらい、オッパに甘えてもゆるされるかな？事情が言えなくても、この私の不安な気持ちを微笑みで支えてほしい。
『実は…… 事情は言えないんですけど、スマホも使えないまま2時間くらい待たなきゃいけなくて』
LT「ん？あー！聞いた聞いた！ウギョルでしょ」
『は？！』
もちろんオッパにも隠さなければと思っていたので、ウギョル、という単語が向こうから先に出て来て、かなりビビってしまった。
LT「あはは、驚きすぎだよA。ウギョル特別版だってね〜！ちなみにお前の相手が誰なのかも知ってる！」
『え？！ ちょ？！』
キラキラとウインクを飛ばされていることに突っ込めないレベルの大きな爆弾を落とされ、追い討ちをかけられた私はもはや戦闘不能状態。言葉を失うとはまさにこのこと。
しかし我らが名MCトゥギオッパは、そんな私に構わず進行してゆく。
LT「そしてなんと、現時点でAにどこまでの話ならしても良いのかまでしっかり確認してきたからね。さあさあ、スマホよりも全然面白い暇つぶしをさせてあげるよ〜！オッパに気になることなんでも聞いてみな」
『イトゥクオッパ…… もう、さすが過ぎる…… 神様なんですか……？』
やっぱりこの人は、いつも何枚も上手なのだ。おそらくスタッフなんかとも顔見知りだから彼を信頼して私を託してくれたんだろう。持つべきものは、気分屋ヒチョルオッパよりもトゥクトゥクイトゥクオッパだな。今日ばかりはたくさん拝んでおこう。
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ゆゆ(プロフ) - あーのさん» 何度もだなんて……！拙い文章で恐縮ですが、そんな風に愛していただけるなんて嬉しいです。ありがとうございます！ これからもゆっくりですが更新頑張ります。楽しんでいただけますように！♡ (2022年1月10日 19時) (
レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
あーの(プロフ) - 何度も見直すくらい好きなお話です。これからも楽しみにしています。お体に気をつけて頑張ってください。 (2022年1月10日 17時) (レス) @page1 id: 886ef7376a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 癒藍さん» 優しいコメントありがとうございます！少しでも楽しいお時間を提供できていたら嬉しいです。癒藍さまもお身体にお気をつけくださいね。これからも応援よろしくお願いいたします！ (2020年11月28日 22時) (レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
癒藍(プロフ) - こんばんは、とても素敵なお話ありがとうございます。この話に出てくるジェヒョンさん含め全ての方々が自然と想像できてしまい、つい1人で微笑んでしまいます。主人公も幸せになって欲しいなって心から思います。こんな世の中ですのでどうかお体には気をつけてください (2020年11月28日 19時) (レス) id: 64fa2bdb4c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - フィオナさん» コメントありがとうございます！とても励みになります。頑張って更新して行くので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。 (2020年10月4日 12時) (レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2020年10月2日 3時
