さんびゃくさんじゅうなな。 ページ38
冥王の後ろには巨人が。
「レ…レイリー」
「え、コーティング屋か!?どっちが!?」
「おお!?ハチじゃないか!?久しぶりだ……何しとる、こんな所で!あーいやいや、言わんでいいぞ」
周りを見渡す冥王。見聞色とか…まあ使わないか、そんな日常で。僕は前まで結構使ってたけどね。…………ってかなんで冥王が売りに出される直前までいってたんだ?
「つまり……成程。まったくひどい目にあったな、ハチ……お前達が助けてくれたのか」
「!」
「感謝してもいいですよ。」
「…………さて…」
覇王色の覇気。
いやー恐ろしいね、ロジャー海賊団副船長の覇気。ピリピリする感じがする気がする。するが3つ並んだけど。
この会場で意識があるのは麦わらの一味と、トラ男の一味とキッドの一味。それ以外の人達は気絶してた。ああもちろん檻の中の人たちは別だけど。
そのままくるっと横を向いた冥王はケイミーさんの首輪に触った。電子音が響く。
その様子を見て焦るヒトデとその他大勢。そうか、島歩いてる時に実際に爆発したのを見たのかな?原作でどうだったかは覚えてないけど…この島だから1度か2度はそういう場面に遭遇しそうだし。
「大丈夫だ、じっとしてなさい」
そして皆の叫びはフルシカトかい冥王さんや。
「…君らうるさい。空島組、前言った覇気は覚えてるな?武装色。極めるとあんな事もできるようになるからな。」
「…え……覇気って事か?」
首輪を握りつぶして横に投げた。首輪はギリギリケイミーさんに被害が出ない所で爆発した。僕はあれできるほどまだ極めてないからなァ……。2年間の修行の間にあれもできるようになりたいと思っている。あと見聞色の強化。どこに飛ばされるかわからないんだけどね。頂上戦争もどうするか決めてないし。
ここで鍵を探していたフランキーとチョッパー登場。あ、鍵誰が持ってるか教えてあげてればよかったなァ。ごめんねチョッパー君。鍵はフランキーが檻の中の人達に投げて渡していた。
「悪かったな
「……まさかこんな大物にここで出会うとは…」
「”冥王”シルバーズ・レイリー…!間違いねェ、なぜこんな所に伝説の男が」
「この島じゃコーティング屋の”レイさん”で通っている。下手にその名を呼んでくれるな、もはや老兵…平穏に暮らしたいのだよ」
の割にはさっき注目浴びまくってたけどな?
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作者名:あんちょび | 作成日時:2022年9月27日 17時