さんびゃくさんじゅうよん。 ページ35
《か……会場、言葉を失っておりますが…えー…一応！5億以上！！ありますでしょうか！？なければこれで早くも打ち止めという事に！！》
「何とかできねェかなー！？なーユキヤ！」
「できない。ここは金が全てだし、天竜人に反抗しようもんならそれこそ大将が来るし。」
「マズイな…！これは予想だにしてなかった……。金で解決できるならと身を引いたら状況は悪化しちまった」
「…ニュ〜…おれ、こうなったら力尽くであいつを海へ逃がす」
「バカいえ！あの首輪どうすんだ、ケイミーが爆発しちまう！！」
「そうだね、それに君……ここで全力出そうとしたら全員から石投げられるよ。」
ケイミーが天竜人の誰かの物になる、と、司会の奴が言おうとしたそれを遮って職業安定所(笑)に突っ込んできた1台……1匹？のトビウオと人間3人。ルフィとゾロとトビ猿ライダーズの奴。
「…ルフィ！？」
「何だお前、もっとうまく着陸しろよ！！」
「できるか！トビウオだぞ！？おめーが突っ込めっつったんだろ！？」
「だからとにかく乗れって……言うがお前ら、サニー号に戻るのに何をそんなに急いでんだよ……。……ここどこだ？」
「雰囲気クラッシャー。」
ってかゾロ……お前まさか、サニー号とめたの1番GRだと思ってたのか…！？いやまあ確かに下一桁は「1」だけどさァ……！ウソだろ…………！？どんな奇跡だよ。逆にすげェなゾロお前。
舞台の上のケイミーを見つけたルフィはそのまま舞台に直行しようとするし。それを止めようとしたらハチが先に飛び出していった。
ケイミーがあそこに居るから早く解放しないととか思ってんだろうなァ。
「何ってケイミーがあそこに！」
「いるけど爆薬首輪がはめられてる！！連れ出せねェんだ！それに今、天竜人がからんできてて」
「関係あるか！！」
「……バっ…！！ハチ！腕！！」
「え？……あっ」
「きゃああーー！！！」
「魚人よ！！気持ち悪いーーー！！」
ルフィ止めるのに必死になりすぎだろ…！クソ、羽織るもの……着てねぇよ！持ってる奴……居ない、クソ、何すりゃあいい。
とりあえず……！
ハチに放たれた銃弾を、蒼光で弾いて止める。撃ったのは……あ…終わったな。天竜人だ。
「あー？何だえお前ー！わちきの魚人を〜！」
「ハチは…………まだ、あなたの物じゃありません……！ハチ、早く下がって、皆の所まで。」
「あ…ありがとう」
「ん？んー？？……むふふ………んじゃお前を貰うえ。珍しい見た目してるのえ」
…おいウソだろ
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作者名：あんちょび | 作成日時：2022年9月27日 17時
