特級呪術師とシャボンディ諸島 (ページ24)

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さんびゃくにじゅうさん。ページ24

なあに、とロビンが聞いてきた。5人以外は知らないもんなァ、アーロン一味の事。ウソップが説明してくれてた。

「何だ、お前だったのか”はっちん”ていうタコ焼き屋は！！アーロンとこのタコッパチ！そうとわかりゃおれ達はお前なんか助けねェぞ！！…………！……でも！お…お前のタコ焼き…！！そん〜なにうめェのか！？」
「揺れんな、食欲と理性の狭間で！」
「アホらしい…」
「もしかしてみんなはっちんとお友達だったの！？」
「友達じゃねェよ！！！」
「脅かすなよ。」

顔が怖いよゾロ君。
助けてもらえない空気を読んだのか、ケイミーさんがナミに助けを求めた。でもそのナミ本人こそハチとアーロン一味の被害を1番受けてきた人だからねェ…。

ナミも乗り気じゃないということが分かって、1人でハチを助ける事にしたらしいケイミーさん。
さっき言った”罠”だといった事も記憶の彼方へ消し飛んだのかヒトデと一緒に海に潜り、そして魚人らに捕まってた。ザ・単純。

「…どうする？ナミ。」
「最初から決めてるわ。…ハチも開放しましょ！ハチは大丈夫！！実は無害な奴だから！……だって、これじゃケイミーとの約束が違うもんね！！それに、私が何言おうとしても助けるだけ助けるつもりでしょう？ユキヤは」
「あは…バレた？」
「おめーがいいなら仕方ねェ！タコッパチも助けよう」
「目がタコ焼きなんですけど！！！」
「そんじゃ、ルフィはケイミーさんよろ。」
「ああ！」

ルフィは船から飛んで、手を伸ばしてケイミーさん取り返しに成功させた。
ヒトデの方は術式で島まで飛んで、引力を使って引き寄せた。
ルフィが僕の隣に立ったんで2人で並んで島に立った感じになった。

「よし！取り返したぞ！」
「ルフィちん！！」
「ニ゛ュ〜〜！麦わらァ〜！ありがとう！！お前って奴はァ！恩にきるぞォー！！」
「え、僕は？」
「ゾロ！！タコッパチの檻とロープ斬れ！」
「おう！」

僕は？？一応ヒトデ取り返したんですけどこの僕が。感謝感激雨あられの態度くらい見せてみろよ。

と、ここでハチが気をつけろと叫んできた。
”トビウオライダーズ”が海中から囲ってるとか何とか。

「海からでも空からでもかかってこい！暴れてやるぞ〜！！野郎共！！戦闘だァ！！！」

とルフィが言った直後に海中からトビウオ達が出てきた。
ルフィは……活きが良いのを探してら。完全に遊ぶ気じゃんか。まあこいつらくらいどうってことないのも事実だけど。