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さんびゃくはち。 ページ9

『お前が!!今!食べたその肉は!!てめェの”親の肉”だ……!!』
『………………ぇ』
『うめえうめえと食べてたその肉だ!!!っはははは!!見てて楽しかったぜェ!?知らねェってのは悲しいなァ!?』









『くれ…………むぜ!?…の…………にわざ…ざ遠く……!!』
『自我…?』
『…をかけたら動く……だ。おい!!!』
『……っ……!』
『…確かに、確認いたしました。それではコレは出品という事で』







『こちらが競り落とされた商品でございます』
『へェ…近くで見ると…うん、やっぱりキレイな目をしているね!』
『では、今よりこれは貴方様の物となりますので、飾るなり労働力にするなり、ご自由に。それでは』
『ありがとねー!!!』
『…………?』
『はじめまして!!おれの名前はセント!あと兄にクルト兄がいるから!!!よろしくね!!!!』








『…………セントが……お前に、飽きた…ってんで………………今日から実験対象だ』
『…じ、っ…けん』
『おれの薬のな……。セントに…頼ろうとはするな。あいつはもう……お前に、飽きたから…………。それと、今日から薬を投薬していくにあたって、効果がわかりやすいように”薬の効き目をよくする薬”を入れていくから。最近開発したばかりなんだけどな…他の実験体で効果は確認済みだから』
『相変わらず薬の事になると饒舌になるよねクルト兄』
『おっ……前……いつからそこに』
『さっき』









『なんで…っ、なんでこんな所に海軍本部大将が居るんだよ!!!』
『ぃ…………きゅ、休暇中だったんだよ…そんな叫ばんといて……心臓に悪い』
『がっ…、…………』
『…あ?子供??』
『……………………』
『…………あー……。なるほど?ん…………こういうときなんて言やあいいんだ……?「もう大丈夫だ」』
『…………………………』
『いやせめて反応して…………。慣れてないんだよ、こういうの』

ばちん。

『…い!?どう…………!!…………!……』










『ユキヤ。急で悪いが今すぐここを出るぞ。おれはもう海軍を辞めた』
『…は?何言ってんですかシスさん。』
『理由はわからんが…上の奴らが、おれがお前の特徴を言ったとたん実験に使うなどと言い始めた』
『は??』
『これ以上反対するようなら大将の地位を剥奪するぞって言われたんで自分から捨ててやった。行くアテは一応ある、今すぐ準備しろ…すぐ行くぞ』
『……はァ。わかりました。』

さんびゃくきゅう。→←さんびゃくなな。



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作者名:あんちょび | 作成日時:2022年9月27日 17時

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