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あのあと、何時間かしてマルコが能力で迎えに来てくれた
マ「…帰ったらわかってんだろうねい？」
貴「…はい」
マルコの背中に乗って海を眺める
貴「マルコ〜、皆怒ってた？」
マ「ああ、そりゃもう…な」
貴「…帰りたくないな」
マ「何言ってんだよい、皆御前を待ってる」
嬉しかった
すりすり、とマルコの背中？に頬を擦り付ける
貴「…俺さ、…本部で父さんを処刑した海兵を殺して来たんだ」
マ「…」
貴「そいつが言ってた、俺達を見つけたら、ロジャーに恨みのある奴ら全員で釘を刺す、なんてどうだ？って」
マルコは黙って聞いてくれる
貴「俺は、さ…エースと五歳も離れてるから、耐えられたけど、…まだ小さかったエースはきっと、怖くて仕方無かったよな…」
マ「…」
貴「なのに俺、…エースに、……俺の気持ちも知らないくせに、とか言っちゃって…。知らないのはどっちだよ、ってな…」
「…、じいちゃん達がせっかく捕まえないで居てくれたのに、冷静になれなくて海兵殺してさ、…、駄目なやつだよな、俺」
マ「…」
貴「…」
マ「…、いいんじゃねェか」
貴「…」
マ「お前らの駄目なところは、俺達が補ってやるよい」
貴「っ…、」
マ「だから別に、駄目なところがあっても、悩む必要はないよい」
救われた気がした
ただ、弱気になっていただけなのかもしれない
でもマルコの言葉に心が軽くなったのは事実だ
.
.
.
ようやくモビーに着いた
兄弟達が此方を見て騒いでいる
マルコの後ろに隠れるようにして着地したのに、マルコに背中を押されて前に出た
皆の視線が突き刺さる
貴「あ、…えっと、……、…拐われて、ごめん…」
マ「他にもっと言うことがあるだろうよい」
貴「え、…」
全「……、おかえり、名前！！！」
胸が暖かくなって、自然と笑みが漏れる
貴「ただいま！！！！」
.
.
.
俺が帰ってきたと言うことで、今は宴の真っ最中
皆飲みまくっている
俺もその中の一人だ
貴「三大将に囲まれたりもしたんだぞ！！」
サ「よくバレなかったな！！」
なんて海軍であった出来事を話していると、酔っ払ったエースが抱きついてきた
エ「兄貴ィ〜」
なんて言いながらすり寄ってくるエース
マルコに話したことを思い出して、エースを見ると涙が溢れそうになる
ぎゅう、ときつく抱き締めてやった
貴「ただいま、エース！！」
。
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みょん - 何年も前にこの作品に出会った時から本当に大好きで、何回も読み返しています。そして何回も涙してしまう……。素晴らしい作品をこの世に生み出して頂き、本当に感謝しかないです。 (3月15日 1時) (
レス) @page33 id: c2e813967a (このIDを非表示/違反報告)
きゃとぅーん(プロフ) - 遅ればせながら読ませていただきました！めちゃくちゃ感動しました！素晴らしい作品作ってくださり、ありがとうございます！ (2022年3月17日 12時) (レス) id: 805966ddfb (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - TOMOさん» 読んでくださり、ありがとうございます！！そう言ってもらえて本当に嬉しいです(涙)(涙)(涙)これからも頑張ろうと思います！！！ (2019年9月23日 3時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
TOMO(プロフ) - ぶっちゃけね？ めっちゃよかった。泣いたわ。真面目に泣いた。目から水よ。ウォーター出てきたよね。面白かったです！ (2019年9月23日 1時) (レス) id: 4e3515e76d (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - ユウさん» 読んでくださり、ありがとうございます！！！しっかり水分補給してください！！笑皆さんが楽しめるような作品が作れるよう頑張ります！！ (2019年9月19日 21時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2019年9月16日 12時
