【SVT】say the name ! seventeen のマネちゃん (ページ12)

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英語で伝わるものとそうでないものページ12

「ヌナ、英語分かるの…！」

『ほんのちょっとね。』

私自身英語は気持ち程度しかできない。でもボノニだったりシュアだったりは英語の受け答えができるだけで「仲間が増えた！」と思ってくれたらしく、時々英語で会話する。

英語をネイティブの速度で理解できるのはメンバーだとこの2人とマネージャーの間では私だけなので英語という言語が秘密の暗号みたく使う時もある。

例えば、

「In fact, this snack that I covered it was seungkwan's.」
(俺が隠したこのお菓子って実はスングァンの笑)

って言ってきたりする。

今日はマンネラインが担当なので3人と動くことが多かった。

ディノちゃんとスングァンちゃんは相変わらず自分の中のルーティンがあるらしく撮影前にそれらをこなしていた。

対するボノニは今日も自由である。曲に合わせて頭を振ってリズムをとっている。

そこで私の方をちらっと見て騒がしい現場の中でこう言ってきた

「I want to say after this today. Would you give me time?」
(今日この後言いたいことがあるんだ。俺に時間をくれない？)

『Of course. Let's talk later if over』
(もちろん。終わったら後で話をしよう)

(どうして彼は英語なんだ…？何か他のメンバーに言いづらいことでもあるのかな)

と軽く身構えて待つこと半日。

午前の撮影も終わり、騒がしい現場の中でボノニが一気に私に畳みかけてきた。

「I was troubled when I shall say all the time, but am going to finally say.」
(ずっと、いつ言おうか悩んでたんだけどようやく言おうと思う。)

「I liked you for some time all the time. I still like you very much. Will you accept me?」
(ずっと前から好きでした。今もすごく好きです。僕のことを受け入れてくれませんか？)

『え、めっちゃ急じゃない』

あ、韓国語で返しちゃった。

あまりに公衆の面前で公開告白みたいになってるのに。

なのに。

「ボノニは英語で何言ってたの？？？？僕らは分かんないから教えてくださいよ～」

というディノちゃんが私の前を通り過ぎたあたりではっと我に返った。

…？そっか、英語だからみんなわかんないのか。と。

『どれだけ『Of course』と言えたらよかったか』

『緊張しすぎて言えんかった…』

そう思いながら夢に落ちていった。

「Aにようやく言えたんだけど、ストレート過ぎた？」