第四十一話 ページ43
あなたside
タッタッタッタッ
あなた)はぁ…はぁ…
ゾロ……どこにいるの…？
ガチャ
シーーーン
あなた)ここにも…いない……
あなた)ﾊｧﾊｧあと、ゾロが行きそうな場所………
ハッ！！
まだ一番行きそうな場所に行ってなかった！！
タッタッタッタッ
私は、ゾロのところにむかう…
そう…
トレーニングルームに…
ガチャ
あなた)ゾロ！！
ゾロ)A…か……？
いた！！
あなた)ﾊｧﾊｧやっと…見つけた……
ゾロ)どうした？そんなに慌てて…
あなた)ゾロ…ごめん！！
ゾロ)えっ？
あなた)私、ゾロに八つ当たりしてた！！
あなた)本当に…ごめんなさい……
ゾロ)…………
クシャクシャ
あなた)えっ？
ゾロは、私の頭を撫でていた
ゾロ)謝るな…
ゾロ)お前に言われて気がついた…
ゾロ)俺…間違っていた……
ゾロ)俺の方こそ、ごめんな…
あなた)ゾ…ロ……
ぎゅうっっ
ゾロ)その命…大切にしろよ……
あなた)うん…
あと、少ししかゾロといられない…
そう思うと涙が出てきた
ゾロ)…………
ポンポン
ゾロが私を慰めるようとする
それがかえって私の涙を増やしていく…
ゾロ)大丈夫だ…皆…お前のことを見守ってくれる……
ゾロ)仲間だから……
あなた)う…ん……ありが……と…う……
あなた)うわぁぁぁぁん！！
ゾロの胸を借りて泣いた
ゾロは、その間も慰めるように背中を擦ってくれた…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ゾロside
あなた)スースー
ゾロ)寝ちゃったか……
Aの命があと１ヶ月なんてな……
どうして…こうなってしまったんだろうか………
やっぱり…あのときに俺を…助けたから……
あのときにどうすれば良かったんだ……？
どうすれば皆幸せだったんだ……？
未来は変えられないのか……？
もう…過去には戻れないのか……？
考えても答えは見つからない……
ただ、苦しみと悲しみが増すだけ……
ただ、もし未来が変えられるとしたら……出来ることは何でもする…
死ぬことだって恐くない……
これが俺の本音なんだ……
ゾロ)いつも俺は守られてばっかりだな…
俺は、そのまま眠りに落ちた……
ゾロside終了
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ONEPIECE」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
怕 - ちょードキドキします！あの、失礼かもしれませんが、四十三話の所、『ある日犬の国から手紙がきて』を、モデルにしましたか？ (2015年7月26日 12時) (
レス) id: 569c11984a (このIDを非表示/違反報告)
ほのぴー(プロフ) - リアンさん» 本当ですか！？読んでくださってありがとうございます！とても嬉しいです！(*´∇｀*) (2014年7月28日 17時) (レス) id: 266c833328 (このIDを非表示/違反報告)
リアン - おもしろかった！ (2014年7月27日 18時) (レス) id: 47c34d340c (このIDを非表示/違反報告)
ほのぴー(プロフ) - チエさん» あ、言われてみればそうですね！アドバイスありがとうございます！ (2014年3月16日 17時) (レス) id: 266c833328 (このIDを非表示/違反報告)
チエ - ローに頼んだら成功するんじゃない？ (2014年3月15日 15時) (レス) id: 7b6aa41230 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほのぴー | 作成日時：2013年10月26日 13時
