10-確かめたいのは、知りたいのは俺だけじゃない*JJ ページ10
YC「だからジュンス、ちゃんと確認しておきたい。沙耶と付き合ってなかったんだよね？」
ジュンスを俺の隣に座らせてその前に仁王立ちになったユチョンは声を荒げることもなく、そう聞いた。
でもさ、二人が付き合ってないなんて俺達全員知ってるじゃないか。ユチョンは何が知りたいんだ？
ジュンスの顔を見ると・・・・うん、本当に嘘つけないタイプって簡単。
JJ「ジュンス、本当の事、言ってごらん。怒らないから。沙耶とは付き合ってなかったよね？」
JS「・・・・うん、付き合ってはいない。」
はぁ、この子がこんなに含みのある物言いをする時には何かある。
JS「付き合ってはいない・・・・・けど、」
YC「けど？」
JS「寝た。・・・・・一回だけ。」
JJ「ふ〜ん・・・ん？・・なん!・・・む、むぐっ」
ユチョンが俺の口を全力で塞ぐ。
いやいやいや、それにしたって。俺は知らないぞ、そんなこと！
報告もないなんていつの間に！！！！
YC「じゃ、その時つけてた？」
な・・・な・・・・なに？
ユチョンの顔を思わず見つめた後、そぉっとジュンスを見るとうっすらと頬を染めていた。
その様子を見て、ユチョンは大きな溜息をついてジュンスを見下ろす。
YC「沙耶の子供って・・・お前が心当たりあるんじゃない？」
瞬間ジュンスはユチョンと見つめ合う。
JS「どうしてそう思うの？・・・・さやっちゃんがそう言った？」
YC「沙耶は言わなかったけど。だって。・・・・・ジュンスの子供の頃の顔にそっくりだし。」
はぁ・・・・！？
YC「それに名前もジュンスの名前からとってるし・・・・。」
・・・・・もぅ・・何がなにやら。
YC「双子って遺伝するって言うし・・・」
。。。はぁ・・もうお腹一杯だぁ・・・ん？
JJ/JS「双子！？」
ガチャン
ジュンスと一緒にユチョンの顔を二度見した時、
部屋の扉が開いて、俺達は息を呑んだ。
11-電話の向こう*JJ→←09-訳のわからない不安と話*JS
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革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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しんち(プロフ) - のこさん» ありがとうございます。なかなか更新できず・・頑張ります。 (2018年12月8日 22時) (
レス) id: b9b1b5a8d9 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - お久しぶりの更新、嬉しいです！…読めば又切なさが蘇ってきて、ちと辛くもあるのですが… (2018年12月8日 21時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
しんち(プロフ) - 嫁さん» こちらこそありがとうございます。蛇足な話なのにそんな風にいっていただけると。もう少しなのでご愛顧のほどを。 (2017年4月11日 0時) (レス) id: c77ad45416 (このIDを非表示/違反報告)
嫁(プロフ) - 更新ありがとうございます。切ない恋も人生ですね。簡単にはいかないから人生なのかもと思っています。 (2017年4月8日 16時) (レス) id: cc86b7eb97 (このIDを非表示/違反報告)
しんち(プロフ) - 嫁さん» ありがとうございます。いつか。わかってもらえるとうれしいなぁ。と私も思ってます。同じ気持ちでいていただいてすごくうれしいです。 (2016年6月25日 23時) (レス) id: c77ad45416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しんち | 作成日時：2013年11月22日 1時
