23-抜け出して*JS ページ23
騒がしい打ち上げという名の懇談会は挨拶でいっぱい頭を下げ、お礼を言いまくった後にようやく物を食べられる隙間を見つけられた。
JJ「ほら、ユチョン、飲もうぜ〜。もう飲まずにやってられっか。」
なんだかご機嫌ナナメなジェジュヒョンは気づくとユチョンに絡んでた。
YC「はいはい。わかりました。飲みすぎちゃいました？ちょっとなんかつまんで休憩するっすよ。」
ユチョンはそのまま僕の方を向いて笑った。
YC「ほら、ジュンスも食べ物とってきて。とりあえずここ出るよ〜。」
ジェジュヒョンの手首を掴んでグラスもそのまま扉に向かって歩き出すから僕も慌てて近場にあったチョコレートを手に追いかけた。
３人で扉から出るとマネージャーが追いかけてきた。
マネ「どうした？大丈夫か？」
YC「はい。ちょっとヒョンが飲みすぎちゃったみたいだから冷ましてから入ります。ジュンスはついでにトイレに行くそうです。」
マネ「そっか。この上は大きめの研修室フロアで静かにしてればトイレの使用は大丈夫って聞いてるから。とりあえずそっち行けよ。３人ともちょっと上の階で一息ついてこい。」
YC「りょーかい。」
マネージャーが指差した先にある階段を上がり、上の階に行くと小さな空間にソファとテーブルが置いてあった。
YC「ヒョンとここで飲んでるからジュンスはトイレ行って来いよ。あっちみたい。」
JS「もう！！なんでトイレなんだよ！行ってくるけどさ！ふん！！！」
ユチョンが僕のことを決めつけてトイレに行け！って言ったことに腹を立てながらトイレに向かう。
・・・・すっきりして出てきたけど。えっと。どっちだっけ？
ま、いいか。
この廊下はぐるっと回ってるみたいだし、歩いていけばユチョン達もいるだろう。
角を曲がろうとした時、僕は小さい声で歌う歌を聴いた。
「十五夜お月様、見て跳ねる。」
その歌は、僕の思い出の歌。僕の胸の中の歌。
気づけば走り出していた。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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しんち(プロフ) - のこさん» ありがとうございます。なかなか更新できず・・頑張ります。 (2018年12月8日 22時) (
レス) id: b9b1b5a8d9 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - お久しぶりの更新、嬉しいです！…読めば又切なさが蘇ってきて、ちと辛くもあるのですが… (2018年12月8日 21時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
しんち(プロフ) - 嫁さん» こちらこそありがとうございます。蛇足な話なのにそんな風にいっていただけると。もう少しなのでご愛顧のほどを。 (2017年4月11日 0時) (レス) id: c77ad45416 (このIDを非表示/違反報告)
嫁(プロフ) - 更新ありがとうございます。切ない恋も人生ですね。簡単にはいかないから人生なのかもと思っています。 (2017年4月8日 16時) (レス) id: cc86b7eb97 (このIDを非表示/違反報告)
しんち(プロフ) - 嫁さん» ありがとうございます。いつか。わかってもらえるとうれしいなぁ。と私も思ってます。同じ気持ちでいていただいてすごくうれしいです。 (2016年6月25日 23時) (レス) id: c77ad45416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しんち | 作成日時：2013年11月22日 1時
