17-忘れられるの？夢だったんだと。*JJ ページ17
あの頃、ジュンスと一緒にいた”彼女”と呼んできた女の子は俺の彼女が紹介し、その気の無いままずるずると付き合っていた子だった。よくよく聞けば、俺達と集まる時以外では二人きりで会うこともなく、女友達というのですら難しい、ただの”知り合い”状態だった。うん、あの頃のジュンスからソッチ系の話を聞いた記憶も確かにない。
・・・・ま、あの時、俺が彼女にベタ惚れしちゃって皆に迷惑かけまくったってことになるんだろうな。
ホント、なんであんなに好きだったのか、今じゃ理由も覚えていない。
ま、とにかくそんな状態の中、スロウを通して沙耶に出会った時ジュンスは恋に堕ちてしまったようだ。
でも対外的には”彼女”がいる立場、俺達に言うわけにもいかず、マンネの恋を応援するという言い訳を被って沙耶に近づいたということか。
でも二人は仲良くはあったけど俺達が怪しんだこともなかった。
ジュンスの女の子に対する態度は、懐いてしまった人に対しては一貫してあんな感じだったし、沙耶だけが特別に見えたことも無い。
まさに寝耳に水。
JS「連絡が取れなくなってから少しして。知り合いと一緒にいった映画の試写会の帰りに立ち寄ったホテルのレストランでさやちゃんを見かけて・・・」
YC「うんうん。」
JS「チャンミンを呼んで、三人で話したんだ。」
JJ「え！？聞いてない！」
JS「うん。言ってない。」
JJ「なんで！」
JS「言ったらチャンミンが傷つく気がして。。結局スロウの場所は教えてもらえなかったし、あの後接触できているとも思えない。それなのに僕がこんなこと話したら。なんか、みんな僕を責めるでしょ？」
ユチョンは俺の顔を見て小さく溜息を吐いた。
YC「何で俺達がジュンスを責めると思うんだ？」
JS「・・・チャンミンのこと、なんとかしてやりたかったのに結局何にもできないで・・・」
JJ「まぁ、それで沙耶となんちゃらなら、そりゃ責めるわ。」
うん、黙っていた気持ちはわからなくはないけど。
JJ「でもそれ以降会ってないんだろ？ならジュンスだって一緒じゃないか。というよりもっと酷いかもね。手に入れたのに、夢だって。それって無かったことにしろってことだろ？まぁ女の子に言われることじゃないけどさ。」
そっと肩を抱くと俺に寄りかかってきたジュンスはまだ何かを考えているようだ。そっとユチョンを見ると俺に気づいてウインクしてきた。
YC「ジュンスはどうしたいの？」
JS「僕は・・・・」
18-見たい夢を見られるなんて結構すごくね？*JJ→←16-ちゃんと教えてくれないとヒョン、拗ねちゃうよ？*JJ
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しんち(プロフ) - のこさん» ありがとうございます。なかなか更新できず・・頑張ります。 (2018年12月8日 22時) (
レス) id: b9b1b5a8d9 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - お久しぶりの更新、嬉しいです！…読めば又切なさが蘇ってきて、ちと辛くもあるのですが… (2018年12月8日 21時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
しんち(プロフ) - 嫁さん» こちらこそありがとうございます。蛇足な話なのにそんな風にいっていただけると。もう少しなのでご愛顧のほどを。 (2017年4月11日 0時) (レス) id: c77ad45416 (このIDを非表示/違反報告)
嫁(プロフ) - 更新ありがとうございます。切ない恋も人生ですね。簡単にはいかないから人生なのかもと思っています。 (2017年4月8日 16時) (レス) id: cc86b7eb97 (このIDを非表示/違反報告)
しんち(プロフ) - 嫁さん» ありがとうございます。いつか。わかってもらえるとうれしいなぁ。と私も思ってます。同じ気持ちでいていただいてすごくうれしいです。 (2016年6月25日 23時) (レス) id: c77ad45416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しんち | 作成日時：2013年11月22日 1時
