拝啓邪神様方、人前で変なことを口走るのはやめてください！！【名探偵コナン】

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安室さんがメモを取り終わったあたりで再び口を開く。

『それから、もう1つ話があるの。
この場所には絶対に盗聴機、監視カメラの類いはないから安心して。元警察の私が保証する。
それから。この話はさっきの話よりも信じ難いだろうし、絶対に他言して欲しくない話なの。
まぁあなたたちも他言したくないだろうけど……約束、してくれる？』

それを聞いた瞬間、三人の顔つきが変わった。…まぁ、盗聴機や監視カメラは無い、なんて言われたら警戒するよね、そりゃ。

安室「それは、どういう意味です？話の内容を聞かないことには何とも言えませんが。」

『そうだよねぇ……うん。まぁ、あなたたちを信頼して話すよ。
警察庁警備局警備企画課所属…公安警察の降谷零さん、それから、死んだことになっている元警視庁公安部所属の諸伏景光さん。』

それを聞いた瞬間、降谷さんからダイスロールの音がして、組みつかれる。

降谷「なぜそれを知っている。一般人が知っていることでは無いはずだが」

諸伏「そうだな。特に俺の情報はほぼ無いはずなんだけど…どこで知ったんだ？」

『えっ怖っ…警察がする目じゃ無いって……まぁ私が悪いんだけど…。
と言うか言ってるじゃん、私元警察だよ。君たちの仲間だってば。』

取り合えず降谷さんの力が強くて痛いので、離してもらおうとそんなことを言ってみるものの、さすがにダイスロールさえないとこからして全く信用されていないのだろう。

降谷「そんな怪しい事を言う奴を信用するとでも？」

ほらやっぱり。

『……分かった、手錠でもなんでもしてくれていいから。お願いだから手を離して？かなり痛いの』

そう言うと、渋々と言った感じで手を離してくれた。あれ、手錠とかしないのか。

『えっと。なんで私がそんなことを知っているかと言うと……信じてもらえるかは分からないけれど、私、今人生三周目なの。
警察だったのは前世での話。』

それを聞いた瞬間、三人共が憐れみのこもった目でこちらを見てきた。

『いや待って、私厨二病でも妄想癖でもないから。そんな憐れみのこもった目で見ないでくれる？』

私が慌てながら弁解するも、三人は顔を合わせてひそひそと話を始めた。

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