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第6章〜生ける炎と這い寄る混沌〜 ページ27

数日前、あかりがオカルトだと思われる話を聞きたいと言われたのだが、私にはよく分からないので一緒に話を聞いてほしい、という話が出て、休みの日にうちのカフェで話を聞くこととなった。

…はずなのだが。

ニア「うふふ、どんな話が持ち込まれるんでしょう!楽しみですね、詩織さん!」

なぜ、今この場にこの邪神がいるのだろう。

ニア「なぜ、って…そんなの、面白そうだから以外に理由があるとお思いで?」

『そうですね、あなたならそう言うと思ってました。』

そんな会話をしていると、カフェの扉が開いて、あかりと何やら見覚えのある人物が現れる。

『あれ、安室さん?』

安室「あぁ、こんにちは詩織さん。オカルトに詳しい友達って、詩織さんのことだったんですね」

『いや、オカルトというか…まぁ、はい。あながち間違ってはないですけど…』

あかり「あれ、安室さんと詩織ちゃん、知り合いだったんだね。じゃあ、話は早いかな…ってなんでその人がいるの!?」

『あかり…諦めよう、この愉悦魔は面白そうな話がある場所ならどこにでも出てくるんだから。』

ニア「酷いですねぇ…私をGみたいに言わないでくださいよ!
あぁ、それはそうと。あなたとは初めましてですね、私は霧望ニアと申します。」

安室「どうも初めまして、安室透と言います。」

席に案内してから、安室さんとあかりと不本意だがニアに作っておいた飲み物とケーキ(どちらもちゃんとダイスは成功してる)を出して、私もカフェオレを自分の前に置いて、席についた。

・→←第6章前、安室(バーボン)side



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作者名:雪白 紺 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/YukishiroKon/  
作成日時:2019年7月23日 19時

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