第5章〜解けた少年からの疑惑〜 ページ23
[コーヒーが美味しく作れるかの判定
製作(ドリンク) (75)→9]
最近ホントに出目いいなぁ…反動怖いけど。
『…うん、上出来かな。お待たせ、コナン君。ついでにフルーツタルトもどうぞ』
コナン「ありがとう、詩織お姉さん!」
『どういたしまして。…それで、わざわざ家まで訪ねてくるなんて、何の用事かな?』
コナン「な、なんのこと?僕、お姉さんが心配で…」
[今の発言に対しての心理学 (80)→??
あなたは、彼の今の発言が半分嘘で半分本当のことだと感じました]
目の前のメッセージを見て、小さく溜め息をつく。
『ごめんね、コナン君。私、一応これでも(前世で)心理学科出てるし、接客業してて人の顔はよく見てるから、嘘はすぐ分かっちゃうの』
ちなみに、心理学高いのは半分以上この設定のおかげなんだよね。ありがとう昔の私。
…とは言っても、さっきのが失敗っていうのも可能性が無い訳じゃないんだけど。
だが、生憎図星だったようで、コナン君は動揺していた。
『…私に答えられる範囲なら、答えるよ。
でも、コナン君たち一般人にはまだ足を踏み入れて欲しくない世界の話も含まれるだろうから、答えない話もある。
だけど、私はあなたの敵になるつもりはないから…それだけは、分かって欲しいな』
そう言うと、コナン君は驚いた表情を浮かべてから、決心したような表情に変わり私の方をしっかりと見据えた。
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作者名:雪白 紺 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/YukishiroKon/
作成日時:2019年7月23日 19時