拝啓ニャル様、私を面白半分でヤバイとこに転生(二度目)させないでくれませんか！！？【名探偵コナン】 (ページ22)

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病院を退院して数日後……

この間まで入院してたんだから、家で休むようにとあかりと咲月ちゃんに言われていたものの、暇すぎて家の外に出ると、目の前にコナン君がいた。

コナン「あっ……詩織お姉さん、久しぶりだね！」

『……こんにちは、コナン君。どうしてここに？私、家の場所教えてないはずなんだけど…』

コナン「そ、それは…あかりお姉さんに教えてもらったんだ！」

『へぇ…？まぁ、立ち話もなんだし、中へどうぞ。』

中に入れてあげると、もの珍しそうにキョロキョロと見渡す。

まぁ、それはそうだろうね。
あの神(ニャル様)、前世で私が所持していたアーティファクトやら魔道書やらをナチュラルに全部私の部屋に置いてったから。

まぁ、それをそのまま自室とか物置だけじゃ入りきらないからってあちこちに置いてる私も私なんだけどさ。

ただ、本気でヤバいものは鍵をつけてある物置の中で大金払って作ってもらった特注の大きな金庫に更に厳重に鍵をかけて仕舞ってるんだけど。

だって、この世界だと私が怪しまれることになって、こんな風に探られることになったとして、ああいうのを怪しいからって下手に触られてまずいことになる気しかしないし。

…まぁそれと、狂信者共への対策でもあるんだけどね。
これに関しては心配しすぎだってよく言われるよ。

リビングに連れてきて、椅子に座っててもらい、その間に飲み物を持ってこようと思い、声をかける。

『飲み物、コーヒーと紅茶系なら作れるし、麦茶とかジュースもあるけどなにが欲しい？』

コナン「僕、コーヒーがいいな」

それを聞いて、私はコーヒーを作り始めた。