幸せのかたち4

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少し落ち着いたかなと思って顔を除くと、恥ずかしいのか、また俺の胸に顔を埋めて。






神「おわ、珍しいな。笑」




重「、、うぅ、かみちゃ、しんど、かった、」




神「うんうん、しんどかったなぁ。」




重「、なんかな、あんま上手く行かへんくて、、

切り替えなあかんのに、メンバーとのお仕事もなかったやんか、

やから猫かぶった自分で居り続けることに、疲れちゃったんかもせえへん、


寝れんくなって、ご飯も食べる時間なくって、





…、あと、、、さみしかった」






最後は消え入るような声で発したしげの言葉は、


きっと1番の本心やったんやろう…







俺も1人の仕事しとると思うもん、


メンバーに会いたいなーって。


やから今日しげは張り詰めてた糸が切れちゃったんやな。







神「そかそか、。しげはよう頑張っとるよ

しげは俺らに会えてなくても俺らはしげに会えてるんやで？テレビ越しやけど。


安心しい。俺らはずっとしげのこと見とるから。」






重「…、うん、、、おおきに。」






神「ん？まだなんか言いたそうな顔しとるなぁー笑」






潤んだ目で俺の顔を見つめてくるしげは完全に5歳児で。





なんとなく言いたいことはわかるけど


あえてとぼけたふりをすれば




いじわるって拗ねた彼







神「ごめんごめん笑
なんでも聞くから。しげ、我慢せんで？」




重「、あんなぁ、おれ、神ちゃんがおったから寝れたんやと思うねん、


やから、……ここおってくれへん？」




神「ふはっ、そんなん頼まれなくてもそのつもりやったで？笑


手繋いどいたろか？」









普段ならそんなんいらんわ！って言うしげやけど。







重「…ん、繋いで」








ふふ。


たまにはこんな日もいいよね。









fin

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