検索窓
今日:4 hit、昨日:21 hit、合計:108,376 hit

ページ25

照史side








流星の謝る声としげの不機嫌な声に

一瞬そっちを見れば明らかにおかしいしげ






流星とバチンと目が合うと、



″やばい″って

口パクしてきたから慌ててカメラを止めた。










改めて俯くしげの前まで近づくと



仕切りに補聴器を触りながら

ぅーぅーと小さく唸っとって。





自分の声も周りの声も聞こえやんくらいに
異変が起きとるんやろう。








耳を抑えてるシゲの手に上から
そっと自分の手を重ねれば、







びっくりしたように目を見開いたあと






前にぐらっと倒れてきた








「ぉぉ、と、あぶな、ちょ、そのまま座るで」









その体をしっかり受け止めて、

ゆっくり抱きしめながら床に座る









「……っぅっ、ぅる、さいっ、ぁぁっ、」







流「やばいよな、耳があかんの?」








「耳鳴りしとるんかな、補聴器嫌なんかも」









淳「外すか、」








照「淳太くんお願い」









淳「しげ、ちょっとごめんな?触るで」











できるだけ優しくシゲに触れた淳太くんは
ゆっくりと補聴器を外して。












「……っぅっ、ゔゔー、っ、うるさいっ、うるさいっ、」











「しげ、だいじょうぶだいじょうぶ。」









流「……電気消すで」












初めて見る光景に驚いてるスタッフさんとは
反対に自分らでできることを探して動く俺ら










パニックが起きてる上に耳が聞こえてへんから、


見とるしか方法はないねんけど


自然とみんながしげの周りにしゃがみこんだ。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (152 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
987人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きりまる(プロフ) - うちゅう様コメントありがとうございます!楽しんで頂けたら幸いです☺︎ (2022年8月22日 15時) (レス) id: e2c0ca874d (このIDを非表示/違反報告)
うちゅう(プロフ) - tomorrowとfuturity、大好きでつい最近読み返したところだったので、続編すごく嬉しいです!ありがとうございます! (2022年8月8日 0時) (レス) @page10 id: a184c6c103 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きりまる | 作成日時:2022年7月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。