検索窓
今日:38 hit、昨日:38 hit、合計:108,590 hit

ページ18








それから一生懸命歩いて

2人ともびしょ濡れになりながら家に着いた。












「……神ちゃん、着いたで、」











一応小声で問いかけてみれば、

やっぱり返事はないから、






脱衣所に行って、そっと背中から下ろす。





なんせびしょ濡れやから(笑)









そのまま壁にもたれさせて、

とりあえずの着替えだけ済ませた。









ほんまはお風呂に入れたいんやけどなあ

とか思いながらも、







結局ソファに寝かせる








寝れる時に寝やんといつ寝れんくなるかわからんし。
















「……絶対しんどかったやろうなぁ
電話しときゃよかったわ、」












ぐちゃぐちゃのリビングを目の前に

大変やったであろう神ちゃんの頭を撫でて








そのまま俺は、汚れてもうたラグと
割れたガラスの破片を片付けて。













……ふぅ、












と、

ようやく自分の体もびしょ濡れなことに気づく。








神ちゃんぐっすりやから起きなさそうやし、









先にお風呂に入ることにした。










┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈










ハイスピードでお風呂から出ると



真っ赤な顔した神ちゃんが、寝てんねんけど





しげごめんしげごめんって唸っとって。











余りにも辛そうな顔をするもんやから

思わず起こさずにはいらへんかった。














「かみちゃん、かみちゃん、大丈夫?」










「……っ、ぅ、ーっ、」











「ごめんな起こしてもうて、

……ゎ、あっちぃ、な、」











免疫が下がってる神ちゃんには
この大雨はあかんかったのか

触れただけでわかるほどの熱












自分でも体の辛さが想像以上だったのか、






目をぱちぱちさせたあと






やけに素直に俺に抱きついてきた。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (153 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
988人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きりまる(プロフ) - うちゅう様コメントありがとうございます!楽しんで頂けたら幸いです☺︎ (2022年8月22日 15時) (レス) id: e2c0ca874d (このIDを非表示/違反報告)
うちゅう(プロフ) - tomorrowとfuturity、大好きでつい最近読み返したところだったので、続編すごく嬉しいです!ありがとうございます! (2022年8月8日 0時) (レス) @page10 id: a184c6c103 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きりまる | 作成日時:2022年7月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。