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「……んっ、はぁっ、ぅ、んぅ、」
「、流星、起きてもうた？」
ホットタオルを持って流星の元へ行くと
眉間に皺を寄せて頻繁に寝返りをうっている彼
電子レンジでたかが1分程度
完全に寝れたと思っていた流星が
起きていたのは予想外で。
「流星、どっか痛いか？1回起きる？」
「……っ、んん、」
「嫌？ホットタオル作ったけど、目に当ててみるか？」
辛いのか頭痛いのか起き上がることなく
ソファで何度も体勢をかえる流星に違和感を覚えて
そっと流星の顔をのぞき込むとポロンと零れる1粒の涙
「…流星？どしたん、しんどい？」
「…………っ、」
「藤井流星くん、隠し事はいけませんよ
大丈夫。吐き出した方が楽になるで」
刑事の方が話してくれるかな
なんてさっきの容易な考えを実行してみると
ずっと俺から背を向けていた流星が
やっとこっちを向いた時、
その小さな口が少しあいた。
「…………�陲舛磴鵝�俺、寝られへんっ、」
「……え、」
「…っ、ずっと、ずっと、寝られへんのっ、寝たい
のに、気づいたら朝になっとんのっ、」
「……流星、」
「…ほんならっ、今日、体調崩してっ、
……どないしたら治るんっ、」
頬を濡らしながら、その潤んだ瞳で俺を見つめて
苦しい苦しいって声に出して言うから
思わず流星の体を起こして正面から抱きしめた。
「…流星、そうやったんやな、
ごめん、ごめんな、気づかんくて、。」
「……っ、�陲舛磧△叩◆�
「…ずっとしんどかってんな、」
たぶん普段ならやめてって嫌がるだろう状況なのに、
素直に俺の胸に顔を埋める
初めてちゃうかな、こんな流星
「流星、寝られへんくてもええからさ
このままでおろうか」
流「…………っ、でも、っ、」
�陝崑臂翩廖�いつまでもここおるから、な？」
「……ん、、お願い、します、」
「ふふ、俺らのために頑張りすぎてくれてありがとうな」
『おおきに』って
背中をとんとんと優しく叩くと
俺の服がより一層濡れていくのがわかった
fin
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きりまる(プロフ) - うぇすとさん» リクエストありがとうございました！そう言っていただけてとても嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。 (2021年12月31日 14時) (
レス) id: e2c0ca874d (このIDを非表示/違反報告)
きりまる(プロフ) - かんさん» リクエストありがとうございました！そう言っていただけてとても力になります。これからもよろしくお願いいたします。 (2021年12月31日 14時) (レス) id: e2c0ca874d (このIDを非表示/違反報告)
うぇすと(プロフ) - リクエスト作品ありがとうございました。素敵なお話で何度も読み返してます。これからも更新楽しみにしてます！ (2021年12月26日 11時) (レス) @page26 id: b247c4ea1c (このIDを非表示/違反報告)
かん - すごく面白かったです！ほんとにありがとうございます！！主様の作った物語大好きです!!これからも楽しく拝見させて頂きます☺️ (2021年12月18日 15時) (レス) @page20 id: 5c1e898e85 (このIDを非表示/違反報告)
きりまる(プロフ) - かんさん» かん様お待たせしてしまって申し訳ございません、、。ご希望に添えられていたら嬉しいです(>_<) (2021年12月18日 14時) (レス) id: e2c0ca874d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりまる | 作成日時：2021年11月20日 13時
