幸せのかたち7

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淳太side









「……ぅ、んぇっ、ごほっ、げぼっっ、」









ドアが開いて
見るからに寝不足な顔のしげが顔をのぞかせたと思ったら
床にへなへなと座り込むから俺も少し焦って





慌てて駆け寄ると急にしげが嘔吐した









「、おーおー、気分悪かったん、」









重「……んぅぇっ、んっ、はぁっ、」








「、ええよええよ、ここに出しちゃい」









しげにとっても吐くことは予想外だったのか
びっくりした顔で
再び来た波を抑え込もうとしてたから

背中をさすって促してやる









「……んぇっ、ごぽっ、げぇぇ、っ、」








「…、ん、ええよ、気持ち悪いな、

大丈夫大丈夫。」




重「……んぁぅ、ぇっ、えほっ、」





「大丈夫大丈夫。ゆっくりな」









2回ほど吐けばもう治まったようで

すっ、と顔をあげたから

もってきた水で口をゆすがせてやる。









重「……じゅん、たっ、ごめ、きたなっ、」








「そんなん気にせえへんよ。

それより吐き気は？他に具合悪いとこない？」








重「…ん、ぁたまっ、いたいっ、」









「頭痛か、たぶんそれで吐き気催したんやろうな、

とりあえずベッド行こ」









後で床は掃除するとして。





力の入ってないしげを抱き抱えるようにして
寝室に連れ込んだ。

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