幸せのかたち7

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小瀧side








…………わかってる。
みんなが俺をはぶくわけないなんてこと。






……でも、なんか怖かった。1人になる気がして。











俺がいない間にいろんなことがあって、


あぁ、楽しかったんやなって、


俺がいないWEST盛り上がっとるなって、








俺の頭の中には
さっきのしげを真ん中とした輪が離れへんくて。









そんなのいつものことやのに、


1度悪い方向に考えてしまったら
それしか考えられへんくなる。









…………俺がいつものテンションで話に入っていけばよかっただけやのにな、









気を張っていた毎日が続いたせいもあって
普段以上に空気を読むことが得意になってしまっていて。









さっきはあんなに泣きそうやったのに

いざ1人になると
今は悲しくて、自分が情けなくて


涙すら出てこん









はぁっ、、、、はっ、、ふぅ、、ひっ、









自分で勝手に追い詰めてるだけやのに

なぜだかすごく苦しくなるから

思わず胸に手をあてて必死で呼吸をする







やのに



うまく酸素が入ってこない感覚



手足に力が入らへん







…ひゅっ、はぁっ、ふっ、っっ、









今の情けない姿誰かに見られたら惨めすぎていやや









こんな時まで周りの目を気にするほど
俺は気を使ってんねや

なんて自嘲気味になりながら






自分で呼吸を押し殺して、
急いで近くのトイレに駆け込んだ

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