幸せのかたち6

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神山side






照史に電話したら


お兄ちゃん組で俺の家に来てくれるみたい、









その間に汚れたソファを片付けようとしたけど、


立ち上がった瞬間に目眩がして。








そのままなにもできずに



呆然と座ってることしかできひん









熱でぼぅっとする頭は全く働かへんし



どうすればいいのかわからへんくて





思い出したように感じる寒気に震えが止まらない









それにプラスして




なんか寂しくて、



心細くて、



しんどくて、









とめどなく流れる涙が頬を伝う









……もう、いややっ、、





……照史もこんなん見たら嫌やろうなっ、









…ひっく、はぁっ、はっ、はっ、はぁっ、









あれ、息ができひんっ、



なんやこれっ、どうしたらいいんっ、




ねぇっ、俺っ、死んじゃうっ、









どんどん視界がぼやけてきて、



頭にも酸素が回ってない感じに



怖くなって









もっと息が出来なくなる









…あっくん、っ、じゅんたっ、はまちゃ、











……さみしいよっ、









早く来て欲しくてドアに向かって歩こうとするも


力の入らない足ではまともに歩けへんくて




床にペタンと座り込んでしまう









…………










その時だった

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