Creation.5 ページ5
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マーリンの"瞬間移動"でメリオダス達がやってきたのは、辺り一帯木、木、木。
森の奥深くに、それはあった。
「少し前に結界を破いて来たからな。
早くしないと
ほかの下等魔神共もだが。」
「彼奴、って?」
マーリンの声にディアンヌが反応した。
「まさか、Aじゃねぇだろうなぁ♪」
時空の亀裂への道を歩く一行の先をスタスタと歩いていたバンが振り返って笑う。
「あぁ、そのまさかだ。」
Aに会えるんだ!そう言って喜んでいるディアンヌをメリオダスは視野に入れながら、キングを盗み見た。
「そっか、Aか....」
頬を赤く染め、顔を綻ばせて愛しい男の名前を呼ぶ彼はさながら乙女である。
「キングはAに懐いていたからな。」
「ちょ、ゴゴゴゴウセル!?
べ、別に懐いてなんて....」
「いや懐いてたろ。」
メリオダスも口を挟む。
今の姿は子供だが、あのおっさんの姿でAに懐いていた、というのは皆さんの頭の中で想像出来るだろうか。
ナレーターには出来ない。
「ここだ。」
「マママママーリンさん、ここからすごい量の魔力が....」
Aだからな、と夕方なので弱気になっているエスカノールをマーリンが一蹴した。
Aに会える、という希望を持って一行は、その亀裂へと吸い込まれていった。
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みいら(プロフ) - とっっても面白いです!更新待ってます!! (2020年9月27日 23時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 鼻血案件!!これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年12月7日 13時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
manattu(プロフ) - トモさん» ありがとうございます!いえいえそんな大層な物では無いですが....こちらこそ、コメントありがとうございます! (2019年10月23日 23時) (レス) id: 28aeb250f4 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 読んで秒でお気に入り これからも読み続けるし応援します!素敵なものをありがとうございます (2019年10月23日 17時) (レス) id: 425a5d8d15 (このIDを非表示/違反報告)
manattu(プロフ) - リズさん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!頑張ります!コメントありがとうございました! (2019年10月22日 22時) (レス) id: 28aeb250f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ma | 作成日時:2019年10月20日 19時