俺、創造神だから。【七つの大罪】

Creation.12 ページ12

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「ほら、俺も1回やってみたかったんだよ、悪ぃか。」




悪いも何も、魔力の無駄使いである。

我ながら本格的、と自分の衣装と想像力に興味津々なA。
その間キングは冷や汗ダラダラである。




"え、1回やってみたかった、ってそれもしかしてオイラで実践！？"




他に誰がいる。

もしかしなくてもキングで実践だ。




「いやぁ、ちょっとオイラ用事思い出して....」

「用事なんてねぇだろバカが。」




逃げようなんて考えるなよ？、ジリジリとキングを壁に追い詰めるA。

その表情は、さながら悪役である。




「ひっ....」




キングの後ろにはヒヤッとした壁、ついでに背筋も凍りつく。

ドォン！！！、と壁がパラパラと壊れる。


1つナレーターから言ってもいいだろうか。
A、普通壁ドンをしただけでそうはならない。彼はお察しの通り筋力バカである。


磨かれているのは、魔力と魔術だけではない、ということだ。


キングの横には細い割にたくましい腕、目の前には、怪しく笑うA。






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