6 ページ6
『え、』
まさかの返しすぎて、アホみたいな声が出てしまった。
「ほら、行くで」
手首をぐいっと引っ張られて学校を出る。
好きだけど、迷惑はかけたくない。
だからどうにかして腕を振りほどきたかったけど、
大人の、しかも男の力に勝てるわけもなく、
「ほら、乗って、」
車に乗せられた。
『先生…?え、どうしたんですか、?』
さっきまで優しい神山先生だった。
いや、今も優しいのかもしれない
けど、
なんだか目が笑ってなくて怖い。
それでも神山先生は
「え?何も変わってへんよ?」
と、微笑むだけ。
なんとなく危険な気がして、
『やっぱり、帰る、』
車を出ようとしたら
『っぐ、』
口を何かで覆われ、だんだん眠たくなってきた。
「疲れてるんやろ?ちょっと休んどき。」
神山先生はそう言ったけど
私の耳には届いていなかった。
74人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すかい(プロフ) - 正直私も親が嫌いなのでスカッとしました!!更新続けてくれると嬉しいです! (2020年8月22日 0時) (レス) id: ef194ab887 (このIDを非表示/違反報告)
アップルティー(プロフ) - とても続きが気になります!!主様のペースで良いのですが、更新再開して欲しいです。 (2020年8月14日 19時) (レス) id: 170d5c0de0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らて | 作成日時:2020年6月4日 19時