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『ていうか今日家を出る前にアルバム見てたんだ』
友「へぇ〜いつの?」
『高校時代の』
高校が一緒だった友達はすぐ顔を上げてにやりと笑った。
友「あぁ〜Aが恋する乙女だった時の!!」
『ちょ、言い方…まぁ間違ってはないけどさ…』
高校時代は楽しかったね、なんて会話に花が咲く。
入学式やら先輩の話やらしていると急に
友「覚えてる?1年のころの体育祭」
と話を切り出してきた。
『あ〜覚え、てるわ…借り物競争でしょ?』
友「そーそ!一緒に出たよね〜楽しかったなぁ…」
借り物競争の時、友達が引いたのは
「イケメンっぽい人」
だった。
『まさかそれで付き合うなんてね…』
友「今もラブラブだよ!!」
『腹立つなぁ…』
確か借り物競争でカップルが3組くらい増えたっけ…
友「てかそんなん、Aだって小瀧くんと良い感じになってたじゃん!」
『わ…もうバカ、声が大きいって…てか恥ずかし、』
でも正直、それきっかけでいい感じにはなった。
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作者名:くりみ | 作成日時:2020年4月7日 20時