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創作(後悔) ページ1
ボロボロと涙を零しながら君の前で座り込んだ。
もっと、もっと素直になればよかった。
言いたい事をちゃんと言えばよかった。
冷静に君と話せばよかった。
そして____君をもっと抱き締めるべきだった。
なんで、なんでと繰り返し冷たくなった君に抱き着いた。
そうすれば起き上がる様な気がして。
でも起き上がらなかった。うんともすんとも言わなかった。
皆は私の事を憐れむ様な言葉を向けてくる。
違う、ちがう。そんな言葉が欲しい訳じゃない。
私は一晩中君を抱き締めながら泣き続けた。
そしていつの間にか夢に落ちていた。
そこで君の声が聞こえたの。
____「ずっと傍に居るからね、見てるからね」
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作者名:Alicia | 作成日時:2017年8月10日 19時