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子犬を拾いました|フェリシアーノ ページ9

マフィン。黒フェリ書くのタノシ〜↑↑


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「あ?どうしたんだよソレ。」

「え?あぁ、この子?かわいい子犬でしょ?落ちてたから拾ってきたの。」

「趣味悪…。拾ってきたわりには随分と怯えてんな。」

「兄ちゃんにだけは言われたくないよ!うーん、そうなんだよね、多分人間が怖いんだよ!きっと。」

「はん、そうかよ。」





涙を流し命だけは、と怯えながら訴えるようにフェリシアーノを見上げる子犬、と呼ばれた少女。その少女の体は雨で冷えきっており、寒さか、恐怖か、兎に角震えていた。少女、Aは目の前の男が怖くて堪らなかった。
いい歳をしているのにも関わらず家族とはぐれ、転んでしまった時に抱え込まれ、そのまま連れてこられた。誘拐であり、それはれっきとした犯罪行為である。


しかも、その時のAを『落ちていた』とフェリシアーノは言った。それではまるで机に乗っている物を落とし物として分類するのと同じだ。



ぶるり、と震えるとフェリシアーノがAを心配そうに抱きしめた。




「大丈夫?寒いよね、俺と風呂に入ろっか。」

「ぅあ、…?」

「だめ、犬は喋らないよ?それともお前は喋る犬(ガキ)なの?全くもう。ほら、お手!」

「………………」







何を言っているのか理解が追い付かなかった。犬?ガキ?何を言っているんだ。ただ単純に困惑をしていると先程誘拐されている際にフェリシアーノ、と自己の紹介をした男は私を冷たい目で見下ろしてきた。




「お手もできないの?」







場合によっては何かを出してきそうな、見に纏う黒いコートのポケットに突っ込まれた右手。私の『お手』を待つ左手。従え、とでも言いたげな恐ろしく冷徹な瞳。
本能的な何かが逆らうな、と警告した。兄ちゃん、と呼ばれた奥に座る男も銃を片手で弄んでおり、従うほかなかった。











「えへへ、よくできました〜!じゃあ一緒にお風呂に入ろっか!」





わざとらしい笑みを浮かべるフェリシアーノに、Aはこれからのことを考えて身震いした。

実はこの眼鏡、|連合(?)→←軋み|菊



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(プロフ) - キモオタク(新)さん» 一気読み…!?ありがとうございます…!嬉しいです、励みになります… (2023年2月11日 21時) (レス) id: 6676e97410 (このIDを非表示/違反報告)
キモオタク(新)(プロフ) - いやぁぁぁ一気読みしてしまったぁ!!神作品をありがとうございますぅぅ!! (2023年2月7日 22時) (レス) @page45 id: b2377fe342 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - チュッパチャップスって美味しいよねさん» リクエストありがとうございました!取り合いではないような気がしますが見逃してください… (2023年2月3日 22時) (レス) id: 6676e97410 (このIDを非表示/違反報告)
チュッパチャップスって美味しいよね - リクエストいいですか?!ぽん娘さんとメリ娘の取り合いできますか? (2023年2月1日 3時) (レス) id: 7e47203457 (このIDを非表示/違反報告)
マダイ(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございます!!可愛すぎて、可愛すぎてもう…。本当にありがとうございます😭 (2023年1月29日 10時) (レス) id: 270caf1a2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年1月5日 22時

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