大好きだから|アーニャ(にょた露) ページ42
口調不安定なうえに話が飛び飛びです。注意。
.
Aのことが大好きだから、Aに近付く人にいなくなってもらう。
だって、彼女に汚れが着くだなんて許せない。
純白は彼女によく似合う。そんな綺麗なもの、自分の手から手放す訳にはいかないの。最初は殺しはしないけれど、少しハチミツを塗って転がしただけで奴らはいなくなる。いなくならない奴を、消す。
「結局彼女の顔目当てのクズなのね」
そう言えば彼らは悔しそうに舌打ちした。まぁいいか、そう思い、Aの所へ向かう。
「それでね、その時＿「A、」…あ！？」
「あ！アーニャ、おはよう」
「A〜！酷いじゃないか！この私の話を遮ったやつに会釈するなんて！」
「うふふ、ごめんごめん。バットは仕舞おうね？」
最近彼女に引っ付いているのは星のピンを両サイドの髪に付けた、露出の激しい元気な女の子。あれ、彼女は静かな子の方が良いって言ってたのにな。
楽しそうに私を置いて話す彼女らを見て、不安が募る。汗がじんわり滲む。不安が歪に疼く心は、ゆっくりと黒く染まる。
「A、行こう？」
「え？」
「あ！！ちょっと待ちなよ！」
彼女の手を強引に引き、連れ去る。去り際にこちらへ手を伸ばすうしろの彼女へ会釈をすれば、顔を歪めた。
「……どこいくの？アーニャ、」
「…あ、そ、そうだね。えっと……」
疑問符を浮かべ、首を捻る彼女に、自分の無計画さを知る。うう、と唸れば、優しく頭に手が乗った。
「アーニャ、最近思い詰めてるでしょ。」
「え………？」
「話したいことがあれば言って？しっかり聞くから。聞いて、それを改善できるように協力するから。」
彼女は優しく私に微笑む。
ぶわり、涙が溢れ出す。今まで私がしてきたことに気付くことのない純粋で純白の彼女は私を見つめ、悲しそうに眉を下げた。息を吸う。
「じゃあ、私とずっと一緒にいてくれないかな。勿論あなたに変な虫がつかない様に、気を付けるから。あと、あの子とは縁を切って？不快で仕方ないの。ずっと一緒にいるだけで良いの、ね？素敵でしょう？だから、お願い。
これからも仲良くしていて欲しい、な…」
「勿論！！」
純粋で純白な何も知らない彼女は私へ嬉しそうに抱き着いた。嗚呼、幸せ。
ロマンすら感じられないこんな関係でも、きっと幸せになれるのだろう。私は彼女を思いきり抱き返した。
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凩(プロフ) - キモオタク(新)さん» 一気読み…！？ありがとうございます…！嬉しいです、励みになります… (2023年2月11日 21時) (
レス) id: 6676e97410 (このIDを非表示/違反報告)
キモオタク(新)(プロフ) - いやぁぁぁ一気読みしてしまったぁ！！神作品をありがとうございますぅぅ！！ (2023年2月7日 22時) (レス) @page45 id: b2377fe342 (このIDを非表示/違反報告)
凩(プロフ) - チュッパチャップスって美味しいよねさん» リクエストありがとうございました！取り合いではないような気がしますが見逃してください… (2023年2月3日 22時) (レス) id: 6676e97410 (このIDを非表示/違反報告)
チュッパチャップスって美味しいよね - リクエストいいですか？！ぽん娘さんとメリ娘の取り合いできますか？ (2023年2月1日 3時) (レス) id: 7e47203457 (このIDを非表示/違反報告)
マダイ(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございます！！可愛すぎて、可愛すぎてもう…。本当にありがとうございます😭 (2023年1月29日 10時) (レス) id: 270caf1a2f (このIDを非表示/違反報告)
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